TVS REGZAから、パーソナルスマートレグザ「V35N」シリーズが発表された。2K解像度のハイビジョン液晶テレビで、型番と価格は以下の通り。すべて2月16日に発売される。

40V35N 市場想定価格¥67,100前後(税込)
32V35N 市場想定価格¥55,000前後(税込)
24V35N 市場想定価格¥44,000前後(税込)

最大サイズの「40V35N」

 同社では、2020年に発売された「V34」シリーズが、パーソナルサイズで、ネット動画も楽しめるモデルとして人気だという。それを踏まえ、この3〜4年のパーソナルテレビへの要望の変化に応えるべく進化を果たしたのがV35Nシリーズというわけだ。

 “パーソナルスマートレグザ” という呼称の通り、一人暮らしや自分の部屋、寝室などの “ひとりの空間” のテレビとして、放送だけでなく、動画配信サービスにもワンタッチで対応する。AirPlay2やミラーリングにも対応しているので、テレビ電話などのアプリも大画面で楽しめる。

 また近年増加しているリモートワークに対しても、PCとHDMIでつなぐことでサブディスプレイとして使ったり、リモート会議を大画面に表示してもいい。様々な用途で、コミュニケーションツールとしても使えるテレビというわけだ。

 基本画質については、「レグザエンジンHR」を搭載。ネット動画ビューティ機能も備えているので、配信素材についても精細感やコントラストの改善、色階調の向上が期待できる。地デジビューティによる放送画質の改善にも、もちろん対応済みだ。

 明るさセンサーを搭載し、室内の明るさを検出、画面輝度や画質モードを自動調整して環境に合わせた見やすい映像で表示してくれる、おまかせオートピクチャーも便利だろう。

 別売のUSB HDDをつなげば放送番組の録画も可能。好みのジャンルや推しのアーティスト名を登録するだけで自動的に録画する、おまかせ録画も搭載した。よく見る番組を深層学習で解析し、お薦め番組を自動録画してくれる機能も備えている。

 新ざんまい機能は、好きなジャンルやアーティストの番組を自動的にピックアップし、放送・配信といったソースをまたいで一覧表示してくれるもの。いちいちコンテンツを切り替える必要もないので、ひじょうに快適だ。

EQUALSのテレビスタンド「WALL A2」シリーズと組み合わせた様子。キャスター付きベースを選べば、テレビの移動も簡単だ