ヤマハミュージックジャパンは、同社独自のワイヤレスネットワーク機能「MusicCast(ミュージックキャスト)」に対応したオーディオ製品の一部について、音楽配信サービス「Qobuz」のストリーミングサービスに対応するためのファームウェアの提供を本日より順次開始すると発表した。

 MusicCastは、自宅のWi-FiとMusicCast対応製品を接続し、無償の専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」をインストールしたスマートフォンやタブレットを使って、家の中の様々な場所で簡単に高音質な音楽を楽しめる、ワイヤレスオーディオのネットワーク機能だ。

 今回の対応によって、MusicCast CONTROLLERでQobuzのブラウズや曲選択、再生が可能になり、Qobuzの日本でのサービス開始に合わせて、Qobuzユーザーは無数の音楽ライブラリーをより快適に楽しむことができるようになるとのことだ(Qobuzの利用には有料アカウントへの登録が必要)。

 なおQobuzの日本でのローンチ日は現時点(2023年12月21日)では未定となっている。

Qobuz対応モデル
●ネットワークレシーバー:R-N2000A、R-N1000A、R-N800A、R-N600A
●AVレシーバー、AVプリアンプ:RX-A8A、RX-A6A、RX-A4A、RX-A2A、RX-V6A、RX-V4A、CX-A5200*、RX-A3080*、RX-A2080*、RX-A1080*、RX-A880*、RX-A780*、RX-V585*、RX-V485*、RX-S602*
●ネットワークターンテーブル:TT-N503*
●サウンドバー:YAS-408*
●ワイヤレスストリーミングスピーカー:WX-051*、WX-021*
*は生産完了モデル

ファームウェア提供方法
●ネットワーク経由でのファームウェア更新(インターネット環境が必要)
●USBメモリーを使ったファームウェア更新(インターネット環境およびPCとUSBメモリーが必要)
※一部の製品はネットワーク経由のみに対応