トップウイングサイバーサウンドグループから、アメリカSONOREの光ファイバー(SFP)-LANコンバーター「opticalModuleDeluxe V3」(¥88,000、税込)が発売された。

 ネットワークオーディオにおいて、LAN系統のノイズ対策は音質向上に大きな効果を持っている。そんな中でも近年は、オプティカル・アイソレーションに注目が集まっているという。オプティカル・アイソレーションは、LANを光に変換するものであり、物理的結合によるノイズ伝播を根本的に回避することができるからだ。

 そんなオプティカル・アイソレーションを通常のネットワーク環境に導入するにあたっては、光-LANの変換を行う光ファイバー(SFP)-LANコンバーターが欠かせない。SONOREのopticalModuleは発売当初より高い評価を集めているシリーズで、新製品のopticalModuleV3はその第4弾となる。

 前機種「opticalModule Deluxe V2」からの変更点は下記の通り。

●全面的な回路の刷新を実施
●最新のネットワークICを採用
●ネットワークICにはメーカー供給ファームウェアを使用せず、最適化した独自のカスタムファームウェアを使用
●位相ノイズの更なる低減化
※前機種にはACアダプターとしてiFi audioのiPower 9Vが付属していたが、opticalModule Deluxe V3には汎用の6V ACアダプターが付属

「opticalModule Deluxe V3」の主なスペック

●接続端子:LANポート(1000/100/10Mbps対応RJ45コネクター)、SFPポート(1000BASE-SX、付属SFPモジュールを使用する場合)
●寸法/質量:W110×H30×D112mm(足、突起物含まず)/250g(実測値)