ヤマハから、スマートL2スイッチ(フロア/アクセススイッチ)の新製品として、2.5ギガビット/10ギガビットに対応した「SWX2220-18NT」「SWX2220-26NT」「SWX2220P-18NT」「SWX2220P-26NT」が、12月下旬に発売される。

スマートL2スイッチ「SWX2220-18NT」 ¥242,000(税込)
スマートL2スイッチ「SWX2220-26NT」 ¥291,500(税込)
スマートL2 PoEスイッチ「SWX2220P-18NT」 ¥297,000(税込)
スマートL2 PoEスイッチ「SWX2220P-26NT」 ¥357,500(税込)

 近年、コンテンツの大容量化やコミュニケーションツールの高機能化などによって通信量が増加するのに伴って、無線スループットが1ギガビットを超えるWi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントの利用が拡大しているのに加え、デスクトップPCや高性能なノートPCを中心に、高速な有線LANポートの採用も進んでいるという。そうした機器類では、2.5ギガビットに対応した有線LANポートを搭載していることが多く、その性能を充分に発揮させるためには、2.5ギガビット対応のスイッチとの接続が必要となる。

 ということで、今回発売する4モデルは、中規模オフィスにおけるWi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントや、高速な有線LANポートを持つ端末(eスポーツ施設におけるゲーミングPC等)の収容に最適なフロア/アクセススイッチとなる。

 スマートL2スイッチSWX2220-18NT・SWX2220-26NTは、従来機の機能を継承・強化し、高速な有線LANポートを持つ機器を多数収容できるよう、各モデル2.5ギガビット対応のLANポートを12個(18NT)、または20個(26NT)、上位のネットワーク機器やサーバーとの接続にも適した10ギガビット/マルチギガビット対応のLANポートを4個、SFP+スロットを2個搭載している。また、Cat5e/6ケーブルで高速化が可能なマルチギガビットにも対応しているため、既設のケーブルを交換することなく、有線LAN環境の高速化にも対応するようになっている。

 スマートL2 PoEスイッチのSWX2220P-18NT・SWX2220P-26NTは、搭載するすべてのLANポートで、1ポート当たり最大30W給電可能なPoE+(IEEE 802.3at)に対応。装置全体では全LANポートから同時に15.4W給電できる給電量を有するため、Wi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントや高性能なIPカメラなどのPoE受電機器を多台数収容可能となる。また、PoE給電をスケジューリングできる機能や、無線LANアクセスポイントやIPカメラで問題が発生したときに自動的に再起動する機能を搭載するなど、PoE受電機器の運用の利便性を考慮した仕様となっている。