先日ご紹介した通り、フランス発の音楽ストリーミングサービス「Qobuz」(コボズ)が12月から日本でプレオープンする。それに向けて、昨日同社サイトでの会員登録がスタート、具体的なサービス内容や月額料金が発表された。

 サービス内容については、ハイレゾ(最大192kHz/24ビット/FLAC)を含めた約1億曲のストリーミングと、楽曲のダウンロードに対応。編集部オリジナルコンテンツの再生や、オフラインでの試聴にも対応している。

 試聴プランは上記の内容が楽しめる「Studio」と、それに加えてハイレゾ音源を購入する際に最大60%まで割引される「Sbulime」の2種類が準備され、アカウント数に応じてそれぞれソロ(1アカウント)、デュオ(2アカウント)、ファミリー(6アカウント)の3パターンが選択可能だ(同じ住所に住んでいる方のみ)。

「Qobuz Studio」
ソロ ¥1,280/月(年額一括払い)、¥1,480/月(月額課金)
デュオ ¥1,680/月(年額一括払い)、¥1,980/月(月額課金)
ファミリー ¥2,080/月(年額一括払い)、¥2,480/月(月額課金)

「Qobuz Sublime」
ソロ ¥1,580/月(年額一括払い)
デュオ ¥2,080/月(年額一括払い)
ファミリー ¥2,580/月(年額一括払い)

 なお今申し込むと1ヵ月の無料体験が可能で、期間終了後に正規契約に移行する。年額一括払いの場合は12ヵ月まとめて契約することになり、途中解約や払い戻しには対応していないので、事前に了解いただきたい。

 再生については、専用アプリ(Mac用のダウンロードが可能)やブラウザで直接再生する、iOSやアンドロイドなどのスマホ、タブレットを使うなど様々な方法が準備されている。

 さらに対応オーディオメーカーのリストも掲載されており、海外ブランドはもちろん、日本メーカー(ラックスマン、オンキヨー、パイオニア、ヤマハなど)の名前も並んでいるので、遠からずこれらの製品でダイレクトにQobuzを楽しめるようになるだろう。ネットワークオーディオファンに愛用者の多いRoonも含まれているのは、ユーザーには朗報だ。