ステラは、GOLDMUND(ゴールドムンド)のSACD/CDプレーヤー「Eidos SACD」を発表した。価格は¥8,690,000(税込)で、11月15日(水)から受注を開始する。ゴールドムンドテクノロジーのエッセンスを受け継ぎ、きわめて高いクォリティを実現したモデルだという。

 DACチップには定評のある「AKM4497」を採用し、L/R各チャンネルに搭載。電源には、カスタムのオーディオグレードコイルパワートランスフォーマーを2個使用した、超低ノイズリニアパワーサプライを装備する。このトランスはデジタル、アナログ部それぞれにパワーを供給し、パフォーマンスを強化している。

 SACD/CDドライブにはD&M製が使われており、振動を逃がすゴールドムンドのメカニカル・アース・システムと、音の透明性を高めるためにダンパーを搭載している。

 接続端子にはアナログ出力2系統(XLRとRCA)とAES/EBUと光/同軸のデジタル出力を搭載。デジタル端子からは最大で384kHzのリニアPCMが出力できる。さらにUSB Type-Bも搭載しており、ここにPC等をつなぐことでUSB DACとしての使用も可能。その場合は最大384kHzのリニアPCMとDSD512の再生が可能となる。

「Eidos SACD」の主なスペック

●再生可能ディスク:SACD、音楽CD、CD-R/RW、DVD-R/-RW/+R/+RW(オーディオデータのみ)
●接続端子:アナログ出力2系統(XLR、RCA)、デジタル出力(AES/EBU、同軸、光)、USB Type-B
●対応信号:出力最大382kHzリニアPCM、入力最大384kHzリニアPCMとDSD512
●消費電力:40W
●寸法/質量:W440×H183×D370mm/20.6kg