アマゾン・ジャパンは昨日、「Amazon Alexa Birthday Party〜ファン感謝祭〜」を開催した。11月6日はAlexaの誕生日で、今年で発売9年目、つまり9歳になったことを、ユーザーと一緒にお祝いしようというイベントだ(日本での発売は2017年)。

 80名を超えるAlexaユーザーを招待し、同社エントランスには各種ケイタリングやステージも準備されていた。来場者の中にはお子さんの姿も多く、会場に準備されていたAlexaに「アレクサ、誕生日おめでとう」や「アレクサ、ドラえもん時報を開いて」など話しかけて返事を楽しんでいた。

 ステージにはお笑い芸人のオズワルドとレインボーの面々が登場、まずはレインボーによるAlexaスペシャルコントが披露された。“もしアレクサが人形だったら”というもので、アレクサの口癖(?)などを絶妙に盛り込んだ内容で来場者の笑いを誘っていた。ちなみにこのコントは、「アレクサ、レインボーのコントを再生して」というと内容を楽しめるという(Echo Showシリーズでは映像も確認できる模様)。

 なおレインボーの池田氏は2018年頃からアレクサを愛用しているとかで、現在はリビングや寝室などで合計3個のアレクサをセットしているそうだ。カーテンの開閉はもちろん、テレビのオン/オフなども可能という。さらに台所にはEcho Showタイプで置いて料理のレシピなども確認しているとのことだ。

左がオズワルトのふたりで、右がレインボーの面々

 さらに「『アレクサ、今日の天気を教えて』といって天気を聞いた後に、『Have nice day.』といわれると、嬉しくなるんです」と池田さんが言うと、他の面々は感心することしきりの様子。それぞれがアレクサに何と言われると嬉しいかで盛り上がっていた。

 なおアレクサの使い方について、当日の来場者へのアンケートをとったところ、「小学3年生の子供がヘビーユーザーで、毎朝アレクサ歌って、とお願いします。しりとりやクイズもお願いして、毎朝天気を確認して傘が必要か、上着が必要かなどもアレクサに聞いてます」といった具合に、既に友達、ペット感覚でアレクサを使いこなしているといった報告があったそうだ。

 これに対して、「もはやそこにいる家族って感じですね。アレクサも愛されれば愛されるほど、ユーザーと楽しい時間が過ごせるんですよね」と、単なるスマートスピーカーではないアレクサの魅力を語っていた。最後にアレクサをテーマにした大喜利が行われ、こちらも様々な珍回答で会場は笑いに包まれていた。