オルトフォンジャパンは、オーストリア・ウィーンのSUPERSENCE(スーパーセンス)社が製作するプレミアムラッカー盤「MASTERCUT RECORDS」(マスターカット・レコーズ)を発売する。直販サイト「ortofon OFFICIAL ONLINE SHOP」のみでの取り扱いで、価格は1枚¥99,000(税込)。

MASTERCUT RECORDS JAPAN EDITIONのパッケージサンプル

 MASTERCUT RECORDSは、スーパーセンス社とユニバーサル・ミュージック・オーストリアとのコラボレーションで実現した製品で、アナログマスターテープからダイレクトにカットしたラッカー盤をパッケージしたものだ。ラッカー盤にはパブリックレコード製が使われている。

 マスターテープには、貴重なオリジナルから複製した第1世代が使われており、そこから一枚一枚カッティングが行われる。今回発売されるのは「JAPAN EDITION」となり、ラインナップは以下の通り(今後もタイトルを拡充予定)。各タイトル100枚限定だ。

「BILLEVANS TRIO/TRIO’64」
「GETZ/GILBERTO」
「JOHNCOLTRANE/A LOVE SUPREME」

盤面がジャケットに触れないように、独自の機構を備えている。音溝を撮影したポラロイドも同梱される

 またMASTERCUT RECORDSは全体を通してアナログにこだわって作られているのも特長だ。たとえばライナーノートの文字はタイプライターで打刻され、活版印刷が使われている。レコードの盤面を拡大した写真も同梱されているが、こちらにはポラロイドという凝りようだ。

 ちなみにラッカー盤は再生を繰り返すと音質が落ちるといわれているが、同社によると湿度や圧力に注意して保存すれば100回程度の再生なら問題ないとのことだ。JAPAN EDITIONのパッケージにはラッカー盤を浮かせた(ケースに触れない)状態で保持する機構が備わっているので、再生が終わったらここにセットして、ケースを立てた状態で保管して欲しいとのことだ。

 オルトフォンでは今回の発売を記念して、MASTERCUT RECORDSのサウンドを体感できる試聴イベントを、本日から開催している。TechDASのレコードプレーヤーやオルトフォンのMCカートリッジ、CH Precisionのプリ&パワーアンプといった豪華なシステムでラッカー盤の音をじっくり試聴できるまたとない機会だ。

カートリッジにはオルトフォンのフラッグシップモデル「MC Diamond」を使用

 会場は銀座の伊東屋 別館4F(文房具店を抜けた奥にあるエレベーターで4Fへ)。東京国際フォーラムから歩いていける距離でもあるので、インターナショナルオーディオショウの後に、こちらもチェックしてみてはいかがだろう。なお混雑が予想される場合は整理券での対応になる可能性もあるそうだ。

MASTERCUT RECORDS デモンストレーションイベント概要
●日時:11月2日(木)〜11月7日(火)11:00〜19:00 ※11月7日(火)のみ11:00〜16:00
●会場:銀座 伊東屋 別館「K.Itoya」4階(東京都中央区銀座2-7-15、伊東屋 本館裏)

<主な再生機器>
●レコードプレーヤー:TechDAS Air Force V Premium
●カートリッジ:ORTOFON MC Diamond
●フォノアンプ:ORTOFON EQA-2000
●プリアンプ:CH Precision L10
●パワーアンプ:CH Precision A1.5
●スピーカーシステム:MARTEN Mingus Quintet 2