女優・小南満佑子のファースト写真集「Luce」の発売を記念したイベントが、ブックファースト新宿店で行なわれた。完成した写真集を手に、大満足そうな表情で報道陣の前に登場。「できたばかりで、まだ全部を見てはいないんですけど、仕上がりは大満足です。点数を付けたら100万点です。ぜひたくさんの方に見てほしいです」と大きな笑顔でコメント。

 普段は女優として、舞台やドラマで活躍しており、ミュージカル女優として先輩たちは主にCDをリリースしているそうだが、「CDを出す前に写真集を出すという、ある意味突飛なことをしていますけど(笑)、私は4歳からクラシックバレエやジャズダンスを習ってきて、舞台でもミュージカルをお見せしているので、体幹とか筋肉のトレーニングは続けてきたこともあり、そうした舞台で鍛えた身体表現や筋肉のラインを存分に楽しんでいただける作品になりました」と嬉しそうに話してくれた。ちなみに、本作の撮影に向けては「ピラティスを集中的に行なって、体を仕上げてきた」そうだ。

 撮影は沖縄で行なったそうで、初の写真集ながら、水着やランジェリー姿など大胆なカットも掲載している。「沖縄は本当に海も美しかったですし、緑も多かったし、自然がいっぱいでとても素敵なロケーションの中で撮影することができました」。コンセプトは「ナチュラル&ヘルシー」だそうで、「それにぴったりな環境の中で、それを体現したものになったと思います」と笑顔で語っていた。

 ちなみに、写真集をオファーを受けた時や、水着(ランジェリー)姿なることについては、「身体表現、総合芸術の一環として挑戦させていただきました。芸能界のお母さんでもある前田美波里さんから、プロポーションを保つことの大切さをずっと教わってきたので、そういったものを楽しんでくださる方がいるのなら」ということで挑戦を決めたそうで、一方の水着については「衣装合わせの時は、布が少ないなって思いましたけど(笑)、人間って不思議なもので慣れていくんですね。だんだんと大丈夫って思えるようになって、しまいには、鍛えているのでむしろ見てほしいっていう気持ちになりました。(水着になることへの)抵抗はなかったです」ということだ。

 タイトルについては、「イタリアの声楽を学んできたこともあって、原点でもあるイタリア語で、私の活動を通して、見てくださった方に感動を与えられたり、この1冊が皆さんの光になったら嬉しいなと思って、つけさせていただきました」という。同時に、「私自身も、日常に光をさせる、光を宿らせることができる人材になれたらうれしいなって最近、活動をしながら強く思えるようになってきたので、それを大切して活動していきたいです」と、自身の活動への意気込みも口にしていた。

 お気に入りのカットは、裏表紙(自身でセレクトして、裏表紙に掲載してもらったとか)と、ヘルシーという面では、水着でのポージングカットになるという。

 今後もグラビア活動を続けていく意思はあるそうで、次の写真集の撮影希望地を聞かれると、「海外がいいですね。ハワイとか」と大きな笑顔。また、「芸術性にあふれるニューヨークの街角での撮影も楽しそうだなって思います」と、異国の地での新たな表現への希望を語ってくれた。

●写真集「小南満佑子写真集『Luce』」
3300円(税込)
128ページ
講談社 第二事業本部 FRIDAYチーム
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