アルテック、JBLなど20cmフルレンジ/同軸型ユニットのベストサウンドも追求
『管球王国』109号の巻頭特集は「私が聴きたい真空管サウンド」です。評論家3氏がそれぞれにテーマを設定し、複数モデルの試聴で求める真空管サウンドへの道筋と各機の魅力を探ります。「駆動力の追求で変わる300Bアンプの音楽表現=傅氏」「モノーラルアンプ構成で聴く懐深い真空管サウンド=三浦氏」「反応に優れたスピーカーとチョーク励振アンプの濃密な音=吉田氏」の3テーマの試聴です。
ヴィンテージ関連は「ヴィンテージ/現行ユニットの聴き比べ=20cmフルレンジ/同軸型」を展開。アルテック、JBLなどヴィンテージモデルを主体に、密閉型エンクロージュアにマウントして内部の吸音材チューニングも加えながらベストサウンドを探ります。
実験工房「最新ヘッドフォン密閉型19機種を聴く」では、最新・注目の密閉型ヘッドフォンを最高クラスのヘッドフォンアンプ・システムで試聴して音の魅力を探ります。熟達した設計者によるアンプ製作記「マイ・ハンディクラフト」は、パワーアンプ2モデルの登場です。WE350Aの代替球としても使われたビーム管807のプッシュプルと、6C33Cの片ユニット相当の傍熱型3極管6C41Cのシングルです。