JBLのポータブルWi-Fi/Bluetoothスピーカーが2モデル登場する。どちらも11月10日(金)の発売予定だ。

CHARGE 5 Wi-Fi JBLオンラインストア販売価格¥33,000(税込)
BOOMBOX 3 Wi-Fi JBLオンラインストア販売価格¥77,000(税込)

「CHARGE 5 Wi-Fi」

 それぞれ既発売の「CHARGE 5」「BOOMBOX 3」の仕様や品質をベースとしながら、Wi-Fi接続によって対応した高品位音声フォーマットの再生を実現するために設計をブラッシュアップしている。

 共通の特長としては、Bluetooth接続に加えWi-Fi接続を付加することで、使用場所に合わせて最適で上質な音楽再生が可能になった。Wi-Fi6への対応により、Wi-Fiがつながる距離であれば、安定した接続で音楽を楽しめる。

 そのWi-Fiネットワークの設定や音楽再生を一元管理する統合型アプリ「JBL ONE」も準備され、初期設定も対話形式のUIで迷うことなく完了できるだろう。機器設定や音質調整、各種音楽サービスをまたがった楽曲検索など、アプリひとつでシームレスな体験ができるようになっている。

「BOOMBOX 3 Wi-Fi」

 さらにこのアプリに対応したJBL製品を複数台組み合わせることで、音楽体験を拡張する3つのマルチ・スピーカー接続に対応できる。第一は「マルチルーム」で、それぞれの部屋で好きな音楽を聴くことができるもの。将来のアップデートによって、「JBL ONE」自体がマルチルーム機能にネイティブ対応する予定という。

 「パーティーモード」はすべてのスピーカーで同時に同じ音楽を再生するもの。もうひとつが対応サウンドバーやスピーカーとの組み合わせで、「ステレオ」「2.1ch」「5.1ch」にシステムを拡張できるという機能だ。上記の5.1chシステムの構築にはこのアプリを使うことになる。

「CHARGE 5 Wi-Fi」の主なスペック

●スピーカー構成:52×90mウーファー、20mmトゥイーター、パッシブラジエーター×2
●最大出力:30W+10W
●周波数特性:60Hz〜20kHz
●再生時間:最大20時間
●防水機能:IP67
●寸法/質量:W223×H97×D94mm/約1.0kg

「BOOMBOX 3 Wi-Fi」の主なスペック

●スピーカー構成:189×114mm長円形サブウーファー、80.9mmミッドレンジ×2、20mmトゥイーター×2
●最大出力:80W+40W×2+10W×2
●周波数特性:40Hz〜20kHz
●再生時間:約24時間
●防水機能:IP67
●寸法/質量:W482×H257×D200mm/約6.8kg