ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-の新製品となるD/Aコンバーター&ヘッドホンアンプ「DAC-M1J」を発売する。価格は¥21,980(税込)で、10月5日21時より、同社のオンラインショップにて販売を開始する。

 DAC-M1Jは、USBレシーバーにXMOS XU208を搭載し、DSD 512(22.5MHz、ASIO native)とリニアPCM 768kHz/32ビットのハイレゾ再生に対応している。USB、光・同軸デジタルのデジタル入力とBluetoothでの再生が可能。アナログ出力(RCA)、ヘッドホン出力を備え、DAC兼プリアンプ&ヘッドフォンアンプとして使用可能だ。

 D/A変換には、ESS社のモバイル向けフラッグシップモデル「ES9038Q2M」を搭載し、Bluetoothレシーバーにはクアルコム社のハイエンドシリーズ「CSR8675」を採用。アナログ変換後の音声信号回路にもバーブラウン「OPA1612」オペアンプやオーディオ専用コンデンサーなどを採用する事で、ハイスペックICの性能を活かした音質を実現している。

 フロントパネルにはOLEDディスプレイを備え、リモコンでの操作にも対応。ディスプレイでのメニュー画面表示により、音量操作や入力切換、ディスプレイ輝度や自動表示OFF機能などの設定が可能となっている。

 RCA出力はボリュウムコントロール連動出力となっており、プリアンプとしても使え、Bluetooth非対応のオーディオ機器と接続すればBluetoothレシーバーとしても使用可能だ。

「DAC-M1J」の主なスペック

●接続端子:デジタル入力2系統(光、同軸)、USB Type-C、アナログ出力(RCA、ボリュウム連動)、ヘッドホン出力(6.3mm)
●対応フォーマット:最大DSD 512(22.5MHz、ASIO native)、リニアPCM 768kHz/32bビット(USB)、192kHz/24ビット(光、同軸)
●Bluetooth対応コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX LL
●寸法/質量:W78×H58×D123mm (突起部を除く)/382g