GNオーディオジャパンから、Jabraの新製品として、高性能ビデオバーシステム「PanaCast」シリーズより、Android OS搭載の「PanaCast 50 Video Bar System」が発売された。価格はオープン。

 コロナ禍によって広まったオンライン会議も、その静まりととともに縮小しているそうで、多くの企業で出社勤務へと戻りつつあり、世界全体で多くの企業が会議室を増設しているという。ただし、遠隔地とのオンライン会議自体は継続しているそうで、Jabraではそうした現状に即して、手軽にオンライン会議の開始・参加を可能にする製品として今回、「PanaCast 50 Video Bar System」を開発・発売に至ったということだ。

 PanaCast 50 Video Bar Systemは、180°パノラマ4K対応のカメラと高品質なオーディオを一体型にしたインテリジェントビデオバー「PanaCast 50」に、Android OSを搭載させ、タッチコントローラー「PanaCast Control」を付属させた製品。

 OSを搭載しているため、操作専用のPCを会議室に持ち込まなくても、会議が開始できるようになったのが一番の特徴となる。

 Android OSを搭載することで、オープンプラットフォームとして、ハードウェアレベル、OSレベル、アプリケーションレベルの管理・セキュリティを統合的に行なうことで、管理工数の削減やセキュリティーリスク回避を可能にしているということだ。

●「PanaCast 50 Video Bar System」の特長
・Android OS搭載で、アップデートの簡略化・常に最新の機能・セキュリティの状態の維持を実現
・付属のタッチコントローラー「PanaCast Control」で会議の操作が可能に
・高性能なビデオ・オーディオとAI機能搭載で臨場感のあるオンライン会議を実現
・180°視野のパノラマ4Kビデオで室内全体を投影
・8本のマイクと4台のスピーカーにより対面で会話しているような臨場感を実現
・最小限のケーブル配線で迅速かつ簡単に設置可能
・HDMI有線によるコンテンツ共有、近接接続(Microsoft Teams Rooms Proximity Join)、デュアルディスプレイ対応
・環境センサー搭載により室内の空気状態をリアルタイムでモニターし常にクリーンな環境の維持管理をサポート
・超音波エミッターでは、Zoom Direct Shareをサポートしており、ワイヤレスでプレゼンを共有
・超音波人感センサー搭載により人の接近でタッチコントローラーのパネルが自動表示
・リアルタイムで匿名の人数データを取得し、部屋の使用状況を把握可能