人気のセクシー女優、楪カレン(ゆずりは かれん)・森沢かな・桜井あゆ・安藤もあ・真矢みつきが主演するマルチラブストーリー作『ブルーポルノ』が待望の公開を迎え、公開翌日の9月2日には、池袋シネマ・ロサ(2F)にて、5人揃って公開記念舞台挨拶が行なわれた(9月3日にも登壇予定)。

 本作は、人気と実力を兼ね備えた5人のセクシー女優に、ロングインタビューを実施。彼女たちの人生の歩みと本気の恋を語ってもらい、そこにさまざまな映画のモチーフを重ねて脚本を制作。彼女たちにはさらに半年に及ぶワークショップを実施し、自身の人生を自身が演じるという、ドキュメンタリーチックな仕上がりとなっているのが特徴。加えて、共演者については、彼女たちの記憶と妄想に限りなくイメージの近い俳優陣を選定しているのも特徴という。

 先にストーリーを紹介すると、
【カリフォルニア・ドリーミングを聴くと刺激的な恋をしたくなる楪カレン、デビュー1周年記念に出会い系アプリで実名で男漁りをする安藤もあ、どことなくアル・パチーノに似たカブトムシを偏愛する桜井あゆ、ヴァージニア・ウルフに過去を重ねて彷徨う真矢みつき、デニス・ホッパーの面影を求めてハードボイルドな男に惹かれてしまう森沢かな。“業界”を超えて活躍する5人のセクシー女優たちが、本人役で“本気の恋”を本気で演じる、マルチプルラブストーリー。】
となる。

 さて、舞台挨拶では、司会から出される、それぞれの役柄・設定についての質問に、一人ずつ答えいくという流れとなっていて、まずは安藤もあから。

 リアル演技のために気を付けたことは? と聞かれて「なるべく大げさにならないように、自然に見えるように、演じました。同時に、(シーンを)自分の日常に当てはめるというか、置き換えることを意識していました」とか。また、「目の奥で演技してくださいと言われたので、とにかく目に気を付けて演技するようにしました」。

 映画での表現で気を付けたところは? 聞かれた森沢かなは「舞台では声を張るように気を付けていますけど、本作ではなるべく自然に、いつもの感じを見てもらえるように、大げさにならないようにということに気を付けていました」。

 一方、カブトムシに恋する女性を演じた桜井あゆには、そのまんま実際に(その役を)演じてみての感想についての質問が出され「カブトムシは、ピカピカしてかっこよかったですよ(笑)」とおどけた表情をみせつつ、「実際に長いこと恋愛をしていなかったので、監督さんも、何を書けばいいんだろう? ってなって(恋愛対象が)カブトムシになったと思うんですけど(笑)、それもアリかなって思いました。最近、人を好きになることがなかったので、やりやすかったです」とコメントしていた。

 撮影で意識したことは? と聞かれた楪カレンは「デビューしてから、特に演技指導を受けたことはなかったんですけど、今回映画の撮影に向けて初めてワークショップに参加させていただきました。そこで言われたのは、自分を俯瞰して見る感覚を持つことだったんです。はじめはよく分からなかったんですけど、だんだんと自分を俯瞰して見ることができるようになって、役をおろして演技できるようになりました」。

 自身のほろ苦い恋愛経験を映像化した本作を観ての感想を聞かれた真矢みつきは、「自身の恋愛を公にするのは恥ずかしいですね」としながらも、「いろいろと暴露しちゃいました。(彼に)お金、たくさん貢ぎました!」とぶっちゃけコメント。「彼が夢に向かって頑張ってほしいという思い」で貢いでいたことを話していた。

 次の質問は、他4人の恋愛模様を見て、印象に残ったものは? というもの。

 楪カレンは「胸にグサッと刺さったのは森沢さんの作品です。生々しさがありました」。

 森沢かなは「(桜井)あゆさんのストーリーが好きです。昨日、劇場で拝見して、パッチ(カブトムシ)~~~ってエモくなって号泣してキュンキュンしました」。

 桜井あゆは「(森沢)かなちゃんの作品ですね。私も、ケーキを体につけながらのS●●をしてみたいと思いました」。やってみての感想を聞かれた森沢かなは「ケーキプレイは……意外と好きかもしれない」。

 また桜井は、真矢の作品についても「私も過去に貢いでいた経験があるので、すごく分かると思いながら、ぐっときました」。

 真矢みつきは「ないけどあるよなーって思ったのが、(楪)カレンちゃんの作品です。絡みのある仕事をしているので、(相手に対して)相性がいいなとか、ときめく経験もあって、あー分かるって思いながら見ていました」。

 安藤もあは、「(真矢)みつきちゃんの図書館のところですね。私もよく図書館に行くので、親近感がありました。けど、なぜサングラスをかけているんだろうって、じわじわきて、めっちゃ笑っちゃいました」。

 なぜサングラスをしていたのかと聞かれた真矢は「モードに入ってましたね」と不思議な答え。また、「(現場では)バージニア・ウルフさんの似顔絵を描いていました。結果、100枚ぐらい描いたのに、一枚も使われなかったんですよ」と愚痴もこぼしていた。

 最後には、登壇者揃って、「SNSで、#ブルーポルノ とつけて感想をお願いします。励みになりますし、見に行きます。よろしくお願いしまーす」というコメントをもって、イベントは終了した。

 本作の上映は9月7日まで。なお、本日9月3日(日)にもキャスト5名揃っての舞台挨拶が予定されている。

映画『ブルーポルノ』

2023年9月1日(金)池袋シネマ・ロサにて、1週間限りの特別公開

<キャスト>
楪カレン 森沢かな 桜井あゆ 真矢みつき 安藤もあ 寺岡哲 那珂村神 金純樹 シュポン・タチバナ 飯塚颯汰

<スタッフ>
エグゼクティブプロデューサー:高田京志 アソシエイトプロデューサー:宮平薫 プロデューサー:杉本春 脚本・監督:川崎五郎 撮影監督:原俊介 録音:田中秀樹 ヘアメイク:村山七虹 衣装:楪カレン 森沢かな 桜井あゆ 真矢みつき 安藤もあ 助監督:西川唯人 演出応援:河野宗彦 制作進行:岡本有馬 録音助手:角口瑞樹 製作:ライフソリューション 制作・配給・宣伝:レフトハイ
(C)2023 「ブルーポルノ」製作委員会

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