アンダンテラルゴから、English Electric(イングリッシュ エレクトリック)のネットワーク用ノイズ対策アイテム「EE1」(¥63,800、税込)が発表された。発売は9月中旬を予定している。
イングリッシュ エレクトリックは、英国の老舗ケーブルメーカー・コードカンパニーが新たに創設した、ネットワークAV機器を専門とする新ブランドという。
ケーブルにおける高周波対策の重要性にいち早く注目し、長年様々な対策に取り組んできた彼らならではのノウハウを凝縮。ネットワークAV機器の高額化や複雑化が進む中で、可能な限りシンプル&高品位な設計、そして自然な音と映像を理想としているそうだ。EE1は、日本ではスイッチングハブ「8Switch」に次ぐ第2弾となる。
ネットワークAV機器はその性質上、回線やその他の様々なルートで侵入する膨大な外来ノイズの影響を受けている。デジタルデータが通る回路を経由して流入するノイズが機器のパフォーマンスに悪影響を与え、結果的に音質・画質の低下を招いているわけだ。EE1は、そこに着目して開発されている。
独自開発のICチップを直列に配置し、ノイズを吸収、熱に変換して発散することで、純粋な音楽・映像情報のみを伝送するアイテムだ。同時にコードカンパニーのノイズ吸収技術も投入され、幅広い帯域のノイズを大幅に削減してくれるそうだ。
本体素材はアルミダイキャストで、軽量設計と電磁波シールドも備えている。使用時は、ケースについている矢印の方向に音楽情報が流れるように接続すること。本体サイズはW65×H24×D30mm、重さは約48g。