HIFIMAN

 HIFIMANのブースには、ヒマラヤDACとトポロジー振動板を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Svanar wireless」(¥79,860、税込)が準備され、そのパフォーマンスを確認可能。有線タイプの「Svanar」(¥229,900、税込)も並んでいるので、気になる方をチェックしていただきたい

 平面磁界駆動型ヘッドホンの新製品「ANADA NANO」(写真左)と、近日登場予定の「Arya Organic」の試聴も可能。Arya Organicは現行モデル「Arya」をベースにエンクロージャーを木製に変更、より柔らかい印象の音にチューンされているとか。発売時期は未定で20万円前後になる予定とか

 「春のヘッドフォン祭2023」で出品されていたヒマラヤDAC内蔵ヘッドホンアンプ「EF600」(¥115,500、税込)も人気だという。会場では平面磁界駆動型ヘッドホン「Audivina」(¥286,000、税込)との組み合わせでデモを行っていた

MUSIN

 MUSINでは、新型のメモリー再生機能付きポータブルDAC/AMP「H5」にも注目したい。DACチップに「AK4493SEQ」を2基搭載しており、768kHz/32ビットのリニアPCMやDSD512の再生が可能(USB DAC時)

 microSDカードストット(写真右上)も備えており、ここに装着したカードからの楽曲再生もできる。接続端子はデジタル入力がUSBで出力は3.5mmアンバランス、4.4mmバランス、RCAアナログ出力を備えている

beyerdynamic

 有線イヤホン「XELENTO REMOTE(第2世代)」も展示。美しい曲線を描いた本体の中にはTESLA.11ドライバーが搭載されている。本体側はMMCXとPentaconnコネクターから選択でき、再生機側は3.5mmアンバランスと4.4mmバランスにも対応する

 密閉型ヘッドホン「DT 700 PRO X」(写真左)や、開放型ヘッドホン「DT 900 PRO X」(写真右)も相変わらず人気という。どちらも音楽制作者に向けたモデルで、インピーダンス48ΩのSTELLAR.45ドライバーを搭載し、リケーブルにも対応する

 「DT 770 PRO」は密閉型のモニタリングヘッドホンで、ニュートラルなサウンドが多くの録音エンジニアから支持されているという。32/80/250Ωの3種類が準備され、用途に合わせて選択可能

Brise Audio

 Brise Audioブースでは、同社として初めて導線に銀を使用したリケーブル「SHIROGANE」が展示されていた。試作モデル「Silver Concept」をベースに音質、使い勝手、質感などをブラッシュアップさせたモデルという。価格は4芯構造の「SHIROGANE Ultimate」が¥300,000(税込)、8芯タイプの「SHIROGANE 8wire Ultimate」は¥500,000(税込)で、近日発売予定

 「BSHP for Utopia SG and MEZE Elite」のプロトモデル。その名の通りフォーカルの「Utopia SG」やMEZE Audioの「Elite」用のリケーブルで、導線は同一だが各モデルに合わせてチューニングが施されている。価格は30〜35万円で、今夏〜今秋の発売を予定している

 ソニー「MDR-MV1」用のリケーブルも発売済み。ロック機構も備えており、業務用途でも安心して使えるだろう

MEZE AUDIO

 MEZE AUDIOのブースには、平面磁界型ドライバーを搭載した「EMPYREAN」(写真左)や、
Rinaro 社製カスタムドライバーMZ3SE 搭載の「ELITE Tungsten」(写真右)も並んでおり、それぞれの音をじっくりチェックできる

 50mmダイナミックドライバーを搭載したオープン型ヘッドホン「109 Pro」も人気が高いという。ドライバーの一部を除き、パーツひとつひとつを、接着材を使わずに6時間半以上の時間をかけて組み上げているというのも驚きだ

トライオード/クロスゾーン

 クロスゾーンの、頭外定位が可能なヘッドホン「CZ-8A」や「CZ-1」も体験可能。最近のイベントでは、改めてこれらのモデルを体験してみたいという来場者も多いそうだ