ハーマンインターナショナルは、JBLのパワードスタジオモニタースピーカーシリーズ「4329P」を本日発売する。価格は￥561,000（ペア、税込）。
4329Pは、昨年発売されて人気を博しているパワードスピーカー「4305P」の上位モデル。JBL独自のスピーカー音響技術と、多岐にわたる製品カテゴリー開発の中で培った先進エレクトロニクス技術、ワイヤレス技術を集約している。オールデジタル・シグナルパスによるアナログ、デジタルおよび有線、無線の多様なオーディオ信号に対応する。
スピーカーユニットには、25mm径高音域用コンプレッションドライバー「2409H」とHDI（HighDefinition Imaging）ホーン、低音域用には200mm径ウーファー「JW200P-4」を搭載。それらの大型ユニットを4305Pの2倍となる総合出力600Wのデジタルアンプで駆動、ウーファーに250W/ch、コンプレッションドライバーに50W/chの出力を供給する。DSPによるデジタル・クロスオーバーによって、高い精度とパワフルなサウンドを実現しているそうだ。
ストリーミングエンジンにはGoogleChromecastが組み込まれ、Apple AirPlay 2やBluetoothで有線と無線の両方のネットワークオーディオ再生が可能。D/Aコンバーターは192kHz/24ビットに対応済み。
「4329P」の主な特徴は以下の通り。
●Professionalスピーカーにも採用されている25mm径コンプレッションドライバー「2409H」と明瞭な音像音場再生能力を誇るHDIホーンを搭載
●パワフルな低音域を再生する200mm径ブラック・ピュアパルプ・リブドコーン・アルミダイキャストフレームウーファー「JW200P-4」
●デジタルクロスオーバーによる各ドライバー個々に最適化されたパワー供給とDSP制御を備えた総合出力600Wの内蔵アンプ
●192kHz/24ビットの高解像度DAC内蔵
●ChromecastおよびAirplay2を介した高解像度ワイヤレスストリーミングとRoon Ready（ファームウェアアップデートで対応）、MQA対応のデジタルセクション
●Wi-Fi、Bluetooth、USB-Bおよび光デジタル入力装備
●XLR/6.3mmフォンジャックおよび3.5mmミニジャックによるアナログ入力装備
●Bluetoothリモコン付属
●別売のJBLスチール製スピーカースタンド「JS-80」（￥44,000、ペア、税込）に適合
「4329P」の主なスペック
●型式：ブックシェルフ型パワードスタジオモニター
●使用ユニット：200mm径パルプコーン・ウーファー、25mm径コンプレッションドライバー＋HDIホーン
●アンプ出力：総合600W（LF：250W×2 / HF：50W×2）Class-Dパワーアンプ
●クロスオーバー周波数：1,675Hz
●再生周波数特性：28Hz〜25kHz（-6dB）
●接続端子：XLR/フォン入力、AUX（φ3.5mm）入力、光デジタル入力、USB Type-B、サブウーファー出力（RCA、オートセンシング/80Hz、HPフィルター自動添加）
●対応フォーマット：AAC/AIFF/ALAC/DSD（ネットワーク経由のみ）/FLAC/MP3/OGG/MP4/WAV/WMA/MQA
●Bluetoothコーデック：AptX Adaptive, AAC, SBC
●対応サンプリングレート：USB/ストリーミング＝32kHz〜192kHz、SPDIF＝〜192kHz
●寸法/質量：W320×H516×D322mm（グリル含む）/15.7kg（プライマリースピーカー）/15.6kg（セカンダリースピーカー）