Bang & Olufsen(バング & オルフセン)から、ポータブルWiFiスピーカー「Beosound A5」が発表された。Nordic Weave(ノルディックウィーブ)仕上げが¥144,990(税込)、Dark Oak(ダークオーク)仕上げが¥159,990(税込)で、4月27日以降順次発売予定だ。

 A5は、デンマーク人とイタリア人のデザインユニットGamFratesi(ガムフラテージ)とのデザインコラボレーションによって生まれた新商品。北欧とヨーロッパのデザインが融合した美しい外観に、妥協のない豊かなサウンド、細部までこだわり抜いたクラフツマンシップ、そして長く使えることを念頭において作られている。最新のソフトウェアプラットフォームを採用し、他のネットワーク対応スピーカーともシームレスにつながることができる。

 その特長は以下の通り。

●パワフルで緻密なサウンド
 フロントに5.25インチのカスタムウーファーと4分の3インチトゥイーターを構え、背面には斜めの角度でフルレンジを2基搭載した。デジタルアンプは4機、合計280ワットのパワーを備えている。力強いサウンドのなかに深みのある低音と繊細で豊かな中高音は、広い空間でも360度全方位に広がるという。

 また、同社のフラッグシップスピーカー「Beolab 90」「Beolab 50」のDNAを受け継いだビームフォーミング技術が採用されている。これによりポータブルスピーカーでは類を見ない高音質を実現、新しいサウンド体験を堪能できるようになっている。

●アイコニックでタイムレスなデザイン
 A5の素材や自然な丸みを帯びた形状と持ち手は1961年に発売された「Beolit 607」から、ウッド仕上げの手法は1960年後半から70年代初めにJacobJensen(ヤコブ・イェンセン)によってデザインされた「Beolit 800」と「Beolit 1000」から継承されている。

●Bang& Olufsenの技術が集結
 A5では、Bang& Olufsenのアルミニウムとオーク無垢材を使った巧みな加工技術が体現されている。IP65の防水機能を搭載しているため、防塵、防水、耐久性に優れ、電源コードにしばられずに安心してアウトドアなどでも活躍するはずだ。12時間の再生時間と本体トップ部分で携帯電話などを充電できるQiチャージを備えている。本体の操作は専用アプリからストレスなく行える。

●ロングライフ設計
 タイムレスなデザインに加え、自社最新のMozartソフトウェアプラットフォーム、今後の新しい技術などの更新にも対応できるような処理能力と接続技術を搭載したモジュールデザインで設計。このデザイン方法により、修理や部品交換により長期に渡ってアップデートしながら愛用できる。取り替え可能なフロントカバー構造を採用しており、循環型ソリューションに貢献するため高品質な素材を使い、簡単に分解できるような構造になっている。

「Beosound A5」の主なスペック

●使用ユニット:5.25インチウーファー、2インチフルレンジ×2、4分の3インチトゥイーター
●内蔵パワーアンプ:70W クラスD×4
●再生周波数帯域:32Hz〜23kHz
●最大音圧レベル:101dB SPL@1m
●接続端子:USB Type-C(充電用)
●無線:デュアルバンドWLAN 2.4/5 GHz(IEEE 802.11 b/g/a/n/ac/ax)
●対応ストリーミングサービス:AirPlay2、Chromecast built-in、SpotifyConnect、Bluetooth 5.2、TidalConnect、Deezer
●消費電力:通常8W(スタンバイ時3.7W)
●寸法/質量:W285×H187×D130mm/3.743kg(NordicWeave)、3.747kg(Dark Oak)