昨日開催された「Anker Power Conference 2023 Spring」では、アンカーらしく、ポータブルバッテリー&充電器の新製品が19モデル発表されていた。

「Anker 533 Power Bank」

 中でも注目を集めたのは、10000mAhの容量を備えたポターブルバッテリーとしては世界最小サイズとなる「Anker 533 Power Bank」(¥5,990、税込、6月下旬発売)だ。

 本体サイズはW52×H99×D26mm、重さは約220gで、USB Type-C(最大30W)とType-A(最大22.5W)のコネクターを装備、合計では最大24Wの出力に対応している。スマホやタブレット、MacBook Airの充電に使えるのもポイントだろう。本体にはディスプレイも搭載され、充電の進捗やバッテリー残量がリアルタイムで確認可能という。

「Anker 620 MagGo Phone Grip」

 薄型バッテリーとして「Anker 620 MagGo Phone Grip」(¥2,990、税込、6月上旬発売)も面白い。こちらは直径60mmの円形の本体に153mm長のベルトが付いたアイテムで、MagSafe対応iPhoneシリーズの充電が可能だ。本体後方にはマグネットも内蔵されており、iPhoneを装着したままスチール棚などに固定して動画を楽しむといった使い方も可能。

「Anker 737 MagGo Charger(3-in-1 Station)」

 「Anker 737 MagGo Charger(3-in-1 Station)」(¥19,990、税込、5月下旬発売)は、昨年発売された「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」と同等の機能を備え、iPhoneとApple Watch、ワイヤレスイヤホンの充電が同時に可能な製品だ。MagSafe部分はスラントしており、iPhoneを取り付けるとスマホスタンドとしても使えるよう配慮されている。出力はiPhone用が最大15W、Apple Watch用とワイヤレスイヤホン用がそれぞれ最大5W。

「Anker 621 Power Bank」

 Lightning端子を内蔵したモバイルバッテリー「Anker 621 Power Bank」(¥3,990、税込、6月上旬発売)はiPhoneユーザーに喜ばれるだろう。W77×H37×D25mm、重さ約99gの本体に5000mAhのバッテリーを内蔵、本体中央のポップアップ式Lightningコネクターを使ってケーブルレスで充電が行える。

 その他ではアウトドアや防災向けの大容量バッテリー「Anker 548 Power Bank(PowerCore Reserve 192Wh)」(¥24,990、税込、6月中旬発売)も面白い。192Whの大容量を備え、スマホなら10回以上、ノートPCなら約3回の充電を行える。ソーラーパネルによる充電にも対応する。

 USB急速充電器では、「Anker 313 Charger(Ace,45W)」(¥3,890、税込、4月25日発売)を始めとして出力違いを4モデル発売予定だ。

 また同社では、4月20日から「『タイプCならAnker』購入サポートキャンペーン」をスタートする。EUで2024年秋までにモバイル機器の充電コネクターをUSB Type-Cに統一する議案が可決されたことなどを踏まえた推進活動の一環だという。USB Type-Aポート搭載製品や、処分に困っている充電関連製品を全国のアンカーストアに持参すると、USB Type-C搭載のモバイルバッテリーやUSB充電器を10%オフで購入できる。キャンペーン期間は5月21日まで。

https://www.ankerjapan.com