合同会社ステレオ時代より、季刊「ステレオ時代」VOL.23が、 3月31日に発売となった。価格は¥1,650(税込)。

季刊「ステレオ時代」VOL.23
発売日:3月31日
価格:¥1,650(税込)
B5/オールカラー/144ページ
発行:エン・プランニング有限会社
編集:合同会社ステレオ時代

特集記事1
「Accuphase E series」
オーディオマニアの憧れを身近にしたEシリーズはアキュフェーズの異端なのか」

 日本を代表するハイエンド・ブランド、アキュフェーズ。超弩級のセパレートアンプで知られる同社にとって、プリメインは「妥協」あるいは「打算」の産物なのか。プリメイン「Eシリーズ」に込められた、創業理念に遡る、開発者たちの思いに迫る。

特集記事2
「Lovable, Compact, Fullrange Speakers♥」
70~90年代の国産モデルを中心とした小型フルレンジ・スピーカー聴き比べ 

 ガラス製球体スピーカー、陶器製エンクロージャー……。歴史の浅さをアイデアと技術で埋めようとした変わり種スピーカーか、あるいはオーソドックスで真面目なスピーカーか。デスクに、リビングに、寝室に。いつもそばに置いておきたいスピーカーたちが集合した。

以上の2つが特集として採り上げられている。

その他記事内容

● [カセットテープ名鑑]FUJIFILM [Range]シリーズ

御三家(TDK、ソニー、マクセル)に次ぐ第4勢力と言われつつシェアは低迷し続けていた富士フイルム。起死回生を目論見、ラインナップをフルチェンジ。稲妻をモチーフにしたパッケージ&インデックス・デザインでライバルの追撃を図る。

● できれば1万円以下がいい。~安物プレーヤーで楽しむ~

中古のアナログプレーヤーが高くなった。本誌が創刊した2013年ごろは、1万円以下で買えるものも少なくなかったがネットオークションで1万以下を探すのは苦労する。しかし、まったくないわけではない。

● 音の通り道だから ~国産リード付き抵抗を守る小さなファクトリー~

かつて長野県伊那地区は電子部品の工場がひしめいていたという。オーディオブームを支えたこれらの工場群も、バブル期の海外進出ブームのため、すっかり数を減らしてしまった。だが、まだ国産でパーツを作るメーカーは残っている。今回はそんなメーカーのひとつ、アムトランスの抵抗工場を紹介したい。抵抗がどのように作られているか、またいかに大切なパーツか、今一度見直してみよう。

● 日本製ディスコレコード史'70s-'80s

発売当時はまったく評価されなかった和製ディスコにも太いグルーブが刻み込まれている。ディスコミュージックはホールで踊るため、という時代は終わった。国産オーディオで改めて聴くための日本のディスコ音楽史をここに繙こう。

● 今、使ってみたい ~カセットMTR(マルチ・トラック・レコーダー)~

カセットMTRをご存知でしょうか。カセットテープに4つあるいは8つのトラック分の信号を記録して、個々に編集できる、というレコーダーです。本来音楽を演る方が、自分で手軽にミキシングできるように、と作られたものですが、これがけっこう面白いんです。

● レトロな組子グリルのスピーカーをリニューアル

一部で絶大な人気を誇る格子グリルのスピーカーたち。もっともユニット目当てで集めるマニアも多く、箱だけ、という個体もしばしばみかけます。そんな箱を活かしてオリジナルのスピーカーに仕立ててみよう、というのがこの企画の始まりでした。

● CAR AUDIO GOLDEN AGE

1980年代はカーオーディオの時代。わたしたちの青春の思い出には、少なからずクルマとカーオーディオがあったはず。ポップスをAORをシティ・ポップを、何で聴きましたか?80年代のカーオーディオの名機を振り返る。

……その他、懐かしいオーディオ、気軽に楽しむオーディオのネタ満載でお届け

季刊ステレオ時代について 

ステレオ時代

かつてオーディオ少年だったあなたへ……

日本がオーディオ・ブームに沸いていた1970〜80年代。
その黄金期の国産機を中心に取り上げるオーディオ雑誌。

「オーディオは一部の人だけのための趣味ではない!」という理念のもと、
中古や低価格機を活用して、低予算で楽しむオーディオ・ライフを提案している。

発行は年4回(3月、6月、9月、12月)
※うち一冊は特別編集別冊となる。
(以上、ステレオ時代HPより)

季刊「ステレオ時代」Vol.23の購入はこちらから