リアルアシストは、韓国ポータブル・オーディオ・アクセサリーメーカーDIVINUS(ディバイナス)のイヤーチップを3月18日(土)に発売する。ラインナップと価格は下記の通り。

●有線IEM用
「Velvet」 ¥1,090(1サイズペア、税込)/¥2,190(5サイズペアセット、税込)

●完全ワイヤレスイヤホン(TWS)用
「Velvet for TWS」 ¥1,090(1サイズペア、税込)/¥2,190(5サイズペアセット、税込)
「Airy S」 ¥2,490(1サイズペア、税込)
「Airy S APP」(「AirPods Pro」用アダプター「A1」同梱) ¥2,690(1サイズペア、税込)
「A1」(Airy S用、AirPods Pro取り付けアダプター) ¥1,250(1サイズペア、税込)

 Velvetは、3年の開発期間を経て完成したというイヤーチップで、有線インイヤーモニター(IEM)用のVelvet(ブラック)と、TWS用のVelvet for TWS(ホワイト)をラインナップする。ポタフェスやヘッドフォン祭のリアルアシストブースで、参考展示されていたもので、覚えている読者も多いことだろう。表面には、特徴的なエンボス加工が施されており、この凹の部分が装着時の圧力を抜く機能を持つという。で、ありながら表面はツルツルとしていて柔らかく、肌触りも抜群と謳っている。また、このツルツル感は汚れ防止にも効果があるということだ。

 一方、コア部分の中央については、上部(装着時の耳の方)に向かうほど径が大きくなり、高域の減衰を抑えるようにデザインされており、同時に、その上部に重心がいくような形状をしていることで、装着時の安定感向上も図られているそうだ。

 サイズは「S」(径10.6mm)、「MS」(径11.4mm)、「M」(径12.4mm)、「ML」(径13.2mm)、「L」(径14.2mm)の5種類をラインナップし、対応ノズル・サイズは、3mmから5mmを想定している。サイズ1ペアセットと、5サイズセットが用意される。

 一方のAiry S/Airy S APPは、完全ワイヤレスイヤホン専用に開発されたイヤーチップで、本体の傘の内側にエアータンクを設けることで、装着性を高めているのが特徴。そして、そのタンクには調整弁(イコライジング・ベント)がついていて、装着時の耳道内気圧を抜くことができるため、イヤーチップ装着時に感じやすい圧迫感を抑制する働きも持っているそうだ。

 サイズは、「S」(径10.2mm)、「M」(径11.8mm)、「L」(径13.2mm)の3色を用意する。カラーはホワイト。なお、オプションのA1は、Airy SをAirPods Proに装着できるようにするアダプター。Airy SにA1を同梱したAiry S APPも用意される。

A1