ハーマンインターナショナルから、JBLの人気スピーカー「L-Classicシリーズ」にグロスブラック仕上げを施した限定生産モデル「JBL L-Classic Series Black Edition」が、2月末に発売される。ラインナップと価格は下記の通り。

「L100 Classic BG」

JBL L-Classic Series Black Edition
「L100 Classic BG」 300mm径3ウェイブックシェルフ型スピーカー ¥792,000(ペア、税込)
「L82 Classic BG」 200mm径 2ウェイブックシェルフ型スピーカー ¥385,000(ペア、税込)
「L52 Classic BG」 133mm径 2ウェイブックシェルフ型スピーカー ¥154,000(ペア、税込)
「JS-65」 スピーカースタンド ¥44,000(ペア、税込)

 JBL L-Classicシリーズは、1970年代に登場し人気を博したスピーカー「JBL L100 Century(1971-1978)」をモチーフとして開発され、2018年登場の「L100 Classic」は、世界中で好調なセールスを記録。以後、「L82 Classic」、「L52 Classic」という姉妹モデルを生み出し、さらに、JBL75周年記念限定モデル「L100 Classic 75」というバリエーションモデルをも送り出してきた。

 今回発表のJBL L-Classic Series Black Editionでは、昨秋開催の「2022東京インターナショナルオーディオショウ」でも参考展示されていたもので、L100 Classic、L82 Classic、L52 Classicの3モデルをベースに展開。それぞれ、キャビネット全6面にブラックグロス・ペイント仕上げを施している。

 また、フロントバッフルには、ブラックのQuadrexフォームをキャビネットと同様のブラックグロス仕上げのウッドフレームで縁取った専用グリルが装着され、ブラックとゴールドのJBLロゴがアクセントとなっている。

 仕様にも変更が入り、L100 Classic BGでは、デュアルダンパー設計を取り入れて、歪みを低減させた改良型ウーファーユニットと、製造プロセスからの見直しによってよりスムーズな周波数特性を獲得したミッドレンジおよびトゥイーター、クロスオーバー素子のアップグレードを実現。加えて、バイワイヤー接続/パッシブバイアンプ駆動に対応する金メッキ・バインディングポスト型デュアルターミナルを採用している。

 L82 Classic BGにおいても改良型ウーファーユニットとトゥイーター、クロスオーバー素子のアップグレードと金メッキ・バインディングポスト型デュアルターミナルを新採用している。

 L52 Classic BGについては、キャビネット剛性の向上により、明確な諧調表現を獲得しているということだ。

 なお、JBLの小型ブックシェルフスピーカーに好適なスピーカースタンド「JS-65」も同時発売。L52 Classic BGとのベストマッチングも図られている。

JBL L-Classic Series Black Editionの主なポイント
・人気モデルのL-Classicシリーズに豪華なグロスブラック仕上げを施した限定生産モデル
・ブラックQuadrexグリルに記念ロゴを配した専用グリルが付属
・歪みの低減と、よりダイナミックな再生音を獲得した新型ウーファーユニット
・レスポンスの改善を果たしたミッドレンジ(「L100 Classic BG」のみ)、およびトゥイーターによりさらなる高音質を実現
・基板と素子をグレードアップし、LF/HFのグランド回路を分離することでバイワイヤー/バイアンプに対応した新設計ネットワークと金メッキ・デュアルターミナルを装備(「L52 Classic BG」を除く)