伊藤屋国際から、新作カナル型イヤホン「AURA EVO(オーラ エボ)」が、2月10日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥6,100前後。

 AURA EVOは、“エントリーモデル”を再定義し、素材と技術を、手に入れやすい価格で身近なものとして開発・製品化したイヤホン。その音に“多くの驚きを経験していただけるだろう”という期待をかけたモデルになるそうだ。

 ケーブルには、同ブランドのフラッグシップモデル「QT-9 MK2S」純正ケーブルと同じ素材の第3世代リッツ構造5N単結晶銅によるケーブルを採用。

 また、振動板には、ダイヤモンドに近い特性を持つDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を配したダイナミック型ドライバーを採用し、緻密で荒々しいサウンドを実現したとしている。

 ハウジングについては、金属と樹脂の複合材によるい成型し、金属部は上品で高貴な雰囲気を、樹脂部品は絶縁性という機能性に加え、肌に優しいという副次的な効果も持たせている。

 サウンドチューニングには、元FOSTEXのエンジニアが参加し、およそ2年の歳月をかけて調整したといい、結果、ひじょうにバランスの良いサウンドが楽しめ、ポップ・ボーカル・ロック・メタルなど、比較的多く聞かれているジャンルの再現に、最適化したサウンドで楽しめると謳っている。

AURA EVOの主な仕様
ドライバー:10mmダイナミック型ドライバー
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
インピーダンス:20Ω
感度:105dB
ハウジング素材:金属+樹脂
ケーブル:5N単結晶銅ケーブル
ケーブル長:1.2m
プラグ:3.5mmステレオミニ
質量:10g
付属品:キャリングケース、イヤピース(S・M・L各1組)