NECパーソナルから、ノートパソコン、およびタブレットの2023年春モデルの新製品が発表された。同社直販サイトでは本日1月24日より、他は1月26日より順次発売となる。ラインナップと想定価格(税込)は下記の通り。

●2023年春のニューモデル
<ノートパソコン>
LAVIE N15 ¥164,780~
LAVIE NEXTREME Carbon ¥258,280~
LAVIE N13 ¥192,280~

<タブレット>
LAVIE Tab 11(T1195/FAS)) ¥93,280

<タブレットオプション>
Tab 11用デジタルペン ¥11,880
Tab 11用フォリオケース ¥6,578
Tab 11用キーボード ¥16,280

 ここではまずノートパソコンの新製品から紹介したい。上にも記したように3モデルがラインナップされており、フラッグシップ「LAVIE NEXTREME Carbon」から、コンパクトなモバイルノート「LAVIE N13」、15.6型の大型画面を備えたスタンダードモデル「LAVIE N15」という具合だ。共通しての特徴としては、“映え” “音質” “ワークアシスト”となり、持ち運ぶ製品としての機能・性能や使い勝手を向上させたものとなる。

 まずはフラッグシップLAVIE NEXTREME Carbonからその詳細を説明すると、14型という画面サイズ、軽量仕様(約879g)といったフィーチャーは引き継ぎながら、今回はCPUをインテルの第12世代品(ADL-U)として処理速度を向上させているほか、メモリーはこちらもより高速な転送が可能となるLPDDR5を採用。そして、Wi-Fiについてもより高速な通信が行なえる6Eに対応(6GHz帯を使用)している。さて、上に“音質”の向上と紹介したが、これはオンライン会議で使うミーティング機能の機能を強化したもので、パソコン内蔵のマイクの集音範囲を、その前後に絞ることで(左右をカットする)、話者(話す人)の声をより拾いやすくするものだ。

 次にLAVIE N13について。こちらもキープコンセプトで、持ち運びしやすい13.3型画面のサイズで、質量は1kgを切る984g(N1135)、約12時間の長時間駆動(前 同)を実現したモデルとなる。進化点としては、Carbonと同じく第12世代インテルCPUの搭載、Wi-Fi6E対応、ミーティング機能の強化、が挙げられる。

 LAVIE N15は、15.6型のフルHD液晶を搭載したノートで、屋外というよりは、室内での持ち運びを想定したモデルとなる。CPUはインテル、ADMの2ラインを揃え、ともに12世代の上位品(Core i7、Ryzen7)を搭載する。DVDドライブも内蔵し、データのバックアップにも便利に使えるようになっている。Wi-Fi6Eもサポートする。デザインも、周辺部分が若干スリムになった。

 タブレットのLAVIE Tab T11(T1195/F)は、型番の通り11.2型の有機ELディスプレイを備えた製品。現行「T1195/B」の後継となり、メモリーやストレージが強化され、リフレッシュレートも120Hzにアップし、動きの速いコンテンツの視聴時、残像感の低減が図られている。なお、今回発表のノートと同じくWi-Fi6Eもサポートしている。