パナソニックから、フルサイズミラーレス一眼 “LUMIX” Sシリーズの新製品として、S5のラインナップモデルとなる「LUMIX S5II」、および「LUMIX S5IIx」、そして交換用マクロレンズ「S-R1428」が発表された。

LUMIX S5II オープン価格(想定予想価格¥248,000前後) 2023年2月16日発売
LUMIX S5IIx オープン価格(想定予想価格¥274,000前後) 2023年6月末発売
S-R1428 ¥107,800(税込) 2023年3月16日発売

S5II

S5IIx

S-R1428

 カメラ本体にレンズを同梱した「Kキット」(LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6)、および「Wキット」(同左+LUMIX S 50mm F1.8)も、S5II、S5IIxそれぞれに用意される。

 さて、今回発表のLUMIX S5II(以下、S5II)は、現行「LUMIX S5」の動画性能強化版、という位置づけとなる(S5は併売)。S5IIでは、画像処理エンジンとセンサーが刷新されており、エンジンではS5に対して演算性能は約2倍と高速化、センサーは新開発の24.2Mピクセル品を搭載していて、像面位相差AFをLUMIXシリーズとして初対応したのがトピック。

 その像面位相差AFによって、動く物体へのフォーカスの追従性が大幅に向上しており、カメラが苦手とする、カメラに近づいてくる物体にもフォーカスがビシッと合い、しかもほとんど外れることなく、追尾し続けるようになっている。パナソニックではそれ(動体追従性)に加え、6つのシーン(逆光、低照度など)でのAF性能の向上を謳っている。

 同時に手ブレ補正機能も強化されていて、「アクティブI.S.」が新搭載された。これは、動画撮影などで発生する手ブレの状態を判断し、縦、横、回転方向の補正をより最適化することで、補正効果を最大限高めるよう働くものだ。メーカー発表では現行S5比で200%のブレまで補正可能としている。

 なお、エンジン・センサーの進化は、もちろん画質向上にも貢献していて、ディテイル(繊細さ)の再現やノイズ低減(静止画・動画 両方)、色再現性の向上といった面で、その効果を発揮しているという。RAW撮影でも最大30コマ/秒の高速撮影が可能になったほか、電子シャッター使用時のローリングシャッター歪も大きく抑制されているそうだ。カメラ内にカラープリセットを持ち(16種類 静止画・動画対応)、それを適用した映像を撮影できる「リアルタイムLUT」にも対応している。ジョイスティックもS5の4方向から、8方向対応へと拡張されていて、操作性の向上も図られている。

 その他、メモリースロットはUHS-II対応のSDカードスロットがWになり、バッテリーグリップはUSB-PD対応品へ、HDMI出力端子はマイクロ端子(micro HDMI Type-D)から通常のType-Aへと変更されている。

奥がS5II

 なお、LUMIX S5IIxは、S5IIをベースに、主に映像クリエイター向けに動画撮影機能を強化した兄弟モデルで、下記の機能が追加されているほか、デザインが黒を基調としたものに変更されている。

右がS5IIx

・USB-SSD記録
・ALL-Intra動画記録
・ProRes動画記録
・無線/有線IPストリーミング(無線ライブ配信/USBテザリング/有線ライブ配信)
・ブラック基調デザイン

 また、マクロレンズS-R1428は、型番の通り14mm~28mmをカバーする超広角レンズ。最短撮影距離は15cmで、テレ時(28mm)でハーフマクロの撮影が可能となる。インナーフォーカス仕様のためレンズ全長が変わらないので、特にジンバル撮影時には重量バランスがとりやすい、というメリットも持つ。フィルターも装着可能とか。ちなみに、Sシリーズ用レンズとして、高倍率ズームも開発中ということだ(詳細未定)。

プレートの左が新レンズ(S-R1428)

 今回、S5II、S5IIxそれぞれに(レンズキット含む)、予約購入限定のキャッシュバックキャンペーンも用意されている。

●キャッシュバックキャンペーン
予約期間
 S5II:2023年1月7日~2月15日
 S5IIx:2023年1月7日~5月31日
応募期間
 S5II:2023年2月16日~3月12日(消印有効)
 S5IIx:2023年6月下旬~7月17日(消印有効)

 最後に、今回発表の新製品を一足早く体験できる「S5II先行タッチ&トライ」も、1月7~9日の3日間、開催される。

「S5II先行タッチ&トライ」
開催:2023年1月7日 14:00~19:00
   2023年1月8日 11:00~19:00
   2023年1月9日 11:00~19:00
会場:LUMIX BASE TOKYO(東京都港区南青山2丁目11-17第一法規ビル1F)
入場:無料
予約:不要
※来場者多数の場合は、入場や、タッチ&トライの時間を制限する場合あり