エミライは、Noble Audio(ノーブルオーディオ)のユニバーサル・インイヤーモニター「VIKING RAGNAR」の取り扱いをスタートする。市場想定価格¥658,900前後(税込)で、発売は10月14日の予定。

 VIKING RAGNARは、3種類の異なる駆動方式「Tri-Level Hybrid Technology」を採用した、ノーブルオーディオの新たなフラッグシップユニバーサルIEMとなる。

 Tri-Level Hybrid Technologyとは、超低域・低域用に10mm径ダイナミックドライバー2基、中域用にKnowles製BAドライバーを2基、高域用にKnowles製BAドライバー2基、さらに超高域用に静電型ドライバー4基という、駆動方式の異なる合計10基のドライバーを搭載。どの帯域もバランスよく、また高解像度で鳴らすことができるという。それらのドライバーには、Noble最高の音を実現すべく“Wizard”ことジョン・モールトン博士が厳選したアイテムが使われている。

 ケーブルには、グラフェン+6N単結晶銀リッツ+銅銀合金素材をそれぞれ133本×4芯の合計532本使った「Magnus 4」が付属。プラグはPentaconn OFC製4.4mmバランス端子、イヤホン側コネクターは銅銀合金ピンを採用した2Pin(0.78mm)埋め込み型となっている(3.5mmは付属しない)。

 本体フェイスプレートには、古代インド発祥の特殊な製鋼技術により、金属でありながら木目状の紋様のある「ダマスカス鋼」を採用。シンプルで洗練されたデザインの中に、フラッグシップモデルとしての上質感も表現されている。なおフェイスプレートの模様は左右を含め1つずつ異なっている。実際の製品はサンプル画像とは違っており、模様を理由とする返品・交換には応じられないとのことなので、その点は事前に了承いただきたい。

「VIKING RAGNAR」の主なスペック

●使用ドライバー:超低域・低域用10mm径ダイナミックドライバー×2、中域用Knowles製BAドライバー×2、高域用Knowles製BAドライバー×2、超高域用静電型ドライバー×4
●再生周波数帯域:20Hz〜40kHz
●能率:112dB(1kHz)
●インピーダンス:17Ω(1kHz)
●コネクター:2pin/0.78mm規格