今年開催される『FIFAワールドカップ カタール2022』の公式スポンサーのハイセンスジャパンは10月3日都内で会見を開き、FIFAワールドカップを盛り上げるためのプロジェクト『ハイセンスがキングカズとFIFAワールドカップを面白くするプロジェクト』を発表した。同時にタイトルにもあるように同プロジェクトのアンバサダーにサッカーの三浦知良選手を起用し、大会を盛り上げるプロジェクトの内容も明らかにした。

会見に登壇したメンバー。左よりブランドマネージャー家倉氏、李社長、三浦選手、磯部副社長

 ハイセンスはグローバルで展開している総合家電メーカーであり、同じく世界的な人気を持つスポーツ=サッカーのスポンサーやパートナーとして大会を盛り上げるとともに、自社のマーケティングにも活用。ウインウインの関係を築いてきたといい、今回11月20日に開幕するFIFAワールドカップ カタール2022においても、公式スポンサーとして大会を応援。そのプロジェクトのアンバサダーに、「若々しく、活力が溢れているところ」が、自社のイメージに合うということで三浦選手の起用を発表した。

公式スポンサーの意義を語る李社長

FIFAワールドカップ プロモーション商品とともに

 ゲストとして同会に登壇した三浦は、「ハイセンスのような大きな企業に起用してもらえるのはすごく光栄だし、アンバサダーとしてワールドカップに関われることはうれしい」と笑顔でコメントしていた。

 気になる内容は大きく3つあり、ひとつは三浦が大会の会場となるカタールへ行き、日本の初戦となるドイツ戦(11月23日)を観戦。最速レポートをするというもの。ドーハの悲劇ともなった地へ29年ぶりに訪れることについて、「当時は絶族的な気持ちになったが、ほとんど記憶がない。あれから29年が経ち、進化・成長した日本の代表の試合を見られることにワクワクしている」とコメント。「思いっきり躍動した試合をしてほしい」「日本らしい技術を活かした攻撃的な試合をしてほしい」とエールを送っていた。

 ちなみに、日本代表メンバーはまだ決まっていないが、三浦もその代表入りを望んでおり、「ワールドカップは夢の舞台であり、憧れの舞台。それを目標に頑張ってきているので、代表入りが決まった場合は、残念ながらアンバサダーの仕事はキャンセルになる」そう。ハイセンス側も、「了承済」という。

 そんな大会の優勝国について三浦は「ブラジル」と予想。「自分がプロになった地でもあり、毎回応援しているので、(こう言うのは)予想通りですよね。(仲のいいブラジル代表の)ネイマールに頑張ってほしい。ネイマールに優勝してほしい」と、集まった報道陣へ向けて熱弁していた。

 また、注目選手として挙げていたのは、そのネイマールと、日本の鎌田(大地)。「存在感があり、技術はもちろん、自身がチームの幹としてメンバーを引っ張っていける気持ちの強さがある。オールラウンドで戦える選手」と絶賛していた。

 二つめは、三浦がワールドカップへの想いを語る「YouTubeチャンネル」の開設。週一の更新で、さまざまな話を展開いていくという。10月8日に公開される。初回分の触りを聞くと、自身がワールドカップへ興味を持ったきっかけとなった大会や、選手について話しているということだ。

【予告】Hisense Special Interview キングカズ FIFAワールドカップ™️を語る

www.youtube.com

 3つめは、「FIFAワールドカップ Twitterキャンペーン」の開催。公式ツイッターのフォロー&リツイートにて、その場で当たりが分かるという。三浦愛用のバスローブやサイン入りサッカーボール、QUOカートが、合計315名に当たるそうだ。ちなみにキャンペーンは時期を分けて2回行なわれる予定だ(景品も変わる)。

プレゼント品にサインを入れる三浦氏

プロモーション商品でもある、ハイセンスのフラッグシップ有機ELテレビ「U9H」に見入る三浦。自宅ではサッカーの試合(放送)をよく見ているそうで、「解説も聞けるし、自宅でのテレビ観戦は楽しくていい」と本音もチラリ

できたばかりの店頭展示用POPと

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