カナルワークス

 カナルワークスでは、人気のカスタムIEM「CW-L17QD」をリファインしたモデルを10月に発売予定という。ミュージシャンやエンジニア向けにチューニングを行なったそうで、ドライバー同じながら調整にて、中低域のレベルを向上させているという。ユニバーサルタイプの展開も予定しているという。

「CW-L17QD」のリファインバージョン

Jabra

 Jabraでは、9月に発売なったばかりの完全ワイヤレスイヤホンの新製品「Jabra Elite 5」に加えて、現行ラインナップを一覧的に展示。徐々にオーディオファンへの認知も広まってきているという。

完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 5」

ゲート

 ゲートではまず、3eeeブランドの有線イヤホン「TJ-101939 Hi-Res」に注目。グラフェン素材の振動板を採用した5.5mm径のダイナミック型ドライバーの搭載が特徴になるそうで、型番の通り、再生周波数帯域は40kHzをマーク。予価5000円で、10月中旬に発売予定という。

有線イヤホン「TJ-101939 Hi-Res」

Jaben Network

 Jaben Networkでは、PhatLab Audioのヘッドホンアンプ「RASA」に注目。半導体アンプながら、真空管アンプのようなサウンドの再現を目指して開発されたという。特徴は、人の(音の)聞こえ方に近い曲線を描くボリュームコントロールにあるそうで、ボリュームノブを回して得られる音量の増大は、リニア(直線)ではなく、Aカーブとよばれる曲線を描くように行なわれるそうだ。また、近年のオーディオ機器では非搭載・非対応モデルも多くなったという、左右音量のバランス調整も可能ということだ。日本への導入は未定で、評判がよければ検討したいとのこと。価格は30万円前後になるそうだ。

PhatLab Audioのヘッドホンアンプ「RASA」

ソニー

 ソニーブースでは、カスタムイヤホン「Just ear」の音質プリセットモデルで用意されている3種類の音調のうち、「クラブサウンド」の仕様を変更したverのデモを行なっていた。「クラブサウンドII」などの名称変更はないそうで、10月出荷分より、新設定になるそう。低音もしっかりと感じられる今様な仕上がりになるという。

ニュー「クラブサウンド」のチューニングを採用したカスタムモデル

PENTACONN

 PENTACONNでは、イヤーピースとリケーブルの試作機を展示。前者は、軸(コア)の部分に金蔵を使用することで、音の広がり感や響き感を向上させる効果を持たせることができるという。傘の部分はシリコン製で、年内の発売予定という。リケーブルでは、線材にPC-Triple Cを採用したのが特徴で、その音調は広がり感に優れるという。年内発売予定で、価格については5万円は切るそう。コネクターはMMCX。

金属コア採用のイヤーピース

PC-Triple C採用のリケーブル

ORB

 ORBでは、10~11月に発売予定のカスタムIEMを先行展示。ボディには3種類の素材を使用しているそうで、特にノズル部はフレキシブルに動くように設計されていて、温度によって形状が変わるといい、長時間の使用でも快適な装着感が得られるという。ミュージシャンからの要望にて、本モデルの開発を行なったという。中身(ドライバー)については、現行「CF-IEM」と同等だそう。

ノズル部がフレキシブルに動く新IEM