ファーウェイ・ジャパン（華為技術日本）から、ビジネスの生産性をアップしてくれる機能・性能を満載した新製品群が発表された。9月15日より順次発売される。ラインナップと価格は下記の通り。
ノートパソコン「HUAWEI MateBook D16」 ￥172,800～（税込）
タブレット「HUAWEI MatePad T」 ￥19,800～（税込）
液晶モニター「HUAWEI MateView SE（縦横回転版）」 ￥26,800（税込）
液晶モニター「HUAWEI MateView SE（標準版）」 ￥22,800（税込）
モバイルルーター「HUAWEI Mobile WiFi 3」 ￥14,960（税込） 9月30日発売
Wi-Fiルーター「HUAWEI WiFi AX3」 ￥8,800（税込） 10月下旬発売
バックパック「HUAWEI Stylish BackPack」 ￥9,800（税込）
ワイヤレスマウス「HUAWEI Wireless Mouse」 ￥4,800（税込）
ここでは、気になる製品について簡単に紹介していきたい。まずは、ノートパソコンのHUAWEI MateBook D16から。これは、同社ノートラインのエントリーモデルDシリーズの新製品で、型番から分かる通り、16インチの大画面を搭載しているのが特徴。
15.6インチ並のサイズで16インチの画面を実現しており、画面が大きくなったことで、複数の作業を一つの画面を見ながら行なえる、としている。同時にベゼルもより狭小化しており、画面占有率も従来よりも大きくなり（90％）、より画面に没入できる仕様としている。なお、アスペクトは縦方向が少し大きく（長く）なった、アスペクト比は16:10となる。エクセルなどのビジネス文章の表示に役に立ちそうだ。色域はsRGB 100％。
CPUは第12世代のインテルCore i5-12450Hプロセッサーで、処理速度もより高速化されており、ビジネスだけでなく、動画編集などの作業もマルチに、高速に行なえるようになった。
通信用アンテナは刷新され、位置は液晶のヒンジのあたりに移されたことで受信性能もアップしているそうで、信号の変換効率や弱信号時のダウンロード速度は、昨年モデルのD15に比べ、大幅に向上しているという。
その他、テンキーの装備、ショートカットキーの装備（内容を吟味し4種類を設定）、USB Type-C端子2系統装備（うち1系統は映像出力に対応）、内蔵バッテリーで約9時間の動作（動画再生）などのフィーチャーを備える。充電器は、USB PD 65W対応アダプターが同梱。こちらも可搬性を考慮しカードサイズに小型化されている。
また、オンライン会議用の機能も強化されていて、内蔵webカメラにはAI機能を適用。会議中に画面を見ているユーザーの目玉の向きをカメラ目線にしてくれたり、ユーザーが動き回る場合でも、ユーザーを追尾して、常に画面中央にくるようにトリミングしてくれる、あるいはバーチャル背景の付加といった機能が使えるようになる。
音声機能も強化されていて、マイクはパームレスト部分の側面に4つ内蔵。パソコンから5mぐらい離れた場所で話す人の声を拾える感度を持つだけでなく、こちらにもAI機能が組み込まれていて、背景ノイズを低減したり、マイク付きの有線イヤホン使用時に限り、ユーザーの声を認識（声紋を見ているようだ）させると、ほかの話者の声や周囲のノイズをキャンセル、ユーザーの声だけを抽出して会議の相手に送ることができるようになる。
HUAWEI MateView SEは、23.8インチ、16:9、フルHD解像度（1920×1080）というスペックを持った液晶モニター。同ブランド・液晶モニターの中ではエントリーモデルとなり、オフィスワークやプログラマー向けを謳う製品となる。色域はDCI-P3 90％、sRGB 100%をカバーし、輝度は250nit、視野角は178度。
目に優しいアイケア仕様となっており、ブルーライトカット、フリッカーフリーに対応し、テュフ ラインラント社の認証も取得している。
画面は縦回転、上下、チルトに対応し（スイーベルは非対応）、使いやすい、見やすい角度に調節可能。その他、目に優しい白黒表示＝eBOOKモードも搭載する。
なお、縦回転機構を省いたのが通常版で、加えてVESAマウント、上下移動にも非対応となる（チルトのみ対応）。
HUAWEI Stylish BackPackは、ノートD16の収納も可能なバッグ。100％PU素材で作られた防水仕様であり、上部は近年流行の巻き取り式（ロールトップデザイン）となる。カラーはインクブルー、ホワイト、ミッドナイトブラックの3色をラインナップする。
HUAWEI Wireless Mouseは、Wi-Fi（2.4GHz）とBluetoothに対応したワイヤレスマウス。Wi-Fi用のUSBドングルは本体に収納式なため、ドングルをなくした、忘れた、ということも回避できるだろう。表面はマイクロフリース仕上げで滑りにくく、その形状と合わせ、手に馴染むようにデザインされている。カラーはインクブルーとホワイトの2色をラインナップする。
高感度センサーでガラス面でもスムーズに動作し、感度（DPI）は800、1200、2000、3000の4種類から選択できるようになっている。