電子番組表「Gガイド」を提供しているIPGは、テレビ用のGガイドで運用している「OTTリンクサービス」を、本日より全国に展開すると発表した。

 OTTリンクサービスとは、Gガイドのメニュー画面から直接、OTTサービス=映像配信サイトへ接続して、放送が終了した番組を、後からでも視聴できるという仕組み(当該番組が配信されている場合)。対応しているのは「TVer」と「TELASA」で、これまでは関東・関西のエリアのみで実施されていたが(2021年6月より)、本日より、全国で楽しめるようになった。

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 詳しくは、テレビ番組の放送終了と同時に、Gガイド画面に見逃し配信サービスや有料配信サービスの各該当コンテンツへのリンクをエピソード単位で表示し、見逃してしまった番組を、後から手軽に視聴できるようになる、というもの。テレビで表示される電子番組表(Gガイド)から直接、当該番組(話ごと)を配信しているサービスへ飛べる、という利便性を備えているのが特徴だ。

 IPGでは、「放送コンテンツと配信コンテンツをシームレスに連携した唯一の番組情報サービスとしての展開を実現いたしました」とし、また「地上波放送番組だけではなく、BS民放局のリンクも開始しております」とのことだ。

 今後は、他の配信事業者との連携や、対応機器(テレビ)も順次拡大していく予定という。