ジェネレックジャパンは、フィンランドのスピーカーブランドGenelecが展開するThe Onesシリーズの新たなカラー・ラインナップとして、RAWフィニッシュの「8331ARw」「8341ARw」を追加、8月1日(月)から受注をスタートする。

 RAWフィニッシュは、リサイクル・アルミニウムの風合いそのままの仕上げを特徴とし、あえて無塗装とすることで塗料や仕上げ材を使用することなく、環境に優しいスピーカーへと仕上がっている。Genelecのスタジオ・モニターがおよそ95%ものリサイクルアルミニウムを採用しているからこそ実現した仕上げでもあり、サステナブルの観点からも注目を集めているそうだ。

 8331と8341は、Genelecが究極のポイント・ソース・モニターとして開発した3ウェイ同軸モニターで、制作時における一貫した判断の促進のみならず、リスナーの疲労感の原因となる不自然なサウンドイメージを最小限に抑え、従来以上の長時間リスニングにも対応している。

「8331ARw」(左)と「8341ARw」(右)

 なお、2022年中に販売されるRAWフィニッシュの売上の一部は、現在の社会情勢の影響を受けているAES(Audio Engineering Society)へ寄付することが決定している。これはGenelecが長年にわたりAESの賛助会員を務めていることに加え、同協会が70年以上にわたってオーディオ業界を前進させてきたためとのことだ。

 そして今回、両モデルの発売を記念して、「The Ones & GLM Kit プレゼント・キャンペーン」も実施される。8月1日(月)〜10月31日(月)の期間中に、対象ディーラーでThe Oneシリーズをペア購入した方に、GLM Kit(GLMアダプターと測定用に校正されたマイクロフォンのセット、¥50,000相当)をプレゼントするというものだ。

 GLM Kitは、設置空間がスピーカーに与える影響に着目し、登場後15年を経たいまでも進化し続けている「GLM(Genelec Loudspeaker Manager)ソフトウェア」を使用するために必要な製品。究極のポイント・ソース・モニターとして開発されたThe Onesシリーズと組みわせることで、どこで再生されても意図した通りのバランスで再生されるミックスを生み出すためのリファレンスを提供してくれる。