パナソニックでは、来る8月1日から同社の家電製品について、出荷価格を改定する。

 同社では、原材料費、製造・物流コスト等の継続的な高騰による外部環境悪化が続く中、生産性向上および合理化取組みによるコスト削減等を続け、商品供給に努めてきた。しかし、原材料価格の上昇は依然継続しており、加えて半導体を始めとする部材の供給逼迫による調達費用の増加、社会的情勢による為替の変動など、内部努力だけでは影響を吸収しきれない状況となってしまったという。

 価格改定の幅は約3%〜23%増を予定。対象となる製品カテゴリーは以下の通りで、8月に改定される製品はこちらで確認できる( https://panasonic.jp/info/20220720.pdf )。9月以降の具体的な製品については、同社サイトで順次公開される予定だ。

●対象カテゴリー
BDレコーダー、BDプレーヤー、ポータブルテレビ、オーディオ、冷蔵庫、食器洗い乾燥機、電子レンジ、炊飯器、オーブントースター、天ぷら油クリーナー(カートリッジ)、洗濯機、アイロン(あて布等)、電気暖房、掃除機、生ごみ処理機、黒板クリーナー、ドライヤー、オーラルケア(替ブラシ等)、還元水素水生成器、電話機、FAX、ドアホン、パソコン(バッテリー等)、電池、電池応用商品(懐中電灯等)