ピクセラは、Realtek Semiconductor Corporation、およびTCL MOKA International Limitedとの共同開発によって、日本市場向け4K/2K Android TV搭載スマートテレビの開発を低コストで行なえるターンキーソリューションの実現に成功したと発表した。

 具体的には、日本独自のテレビ放送方式であるISDB-T(地上波)、ISDB-S(衛星放送)、ISDB-S3(4K放送)に対応するソフトウェアをパッケージ化し、RealtekのSoCを搭載したTCL MOKAのAndroid TVシステムへの組み込みを実現した、という形になる。

 すでに、7月下旬には、日本の大手家電メーカーから、本ソリューションを用いた日本市場向け4K/2K Android TV搭載スマートテレビの発売が決定しているという。さらに、8月以降には他 数社からも発売が予定されているそうだ。

 ピクセラでは、2025年までに本ソリューションが日本のテレビ市場の約50%で採用されると予測しているということだ。