オーディオテクニカは、ワイヤレス対応ターンテーブル「AT-LP120XBT-USB」、およびワイヤレス対応ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50BT RW」の2機種を、7月22日より同社オンラインストア限定で発売すると発表した。価格は、AT-LP120XBT-USBが¥46,200(税込)、AT-LPW50BT RWは¥54,780(税込)。

 AT-LP120XBT-USBは、全世界累計約100万台を販売した人気シリーズの最新機種。近年のトレンドに合わせ、Bluetoothワイヤレス接続、USB出力、アナログ出力に対応するなど、使い勝手を向上させた仕様となる。

AT-LP120XBT-USBの主な特長
・所有するワイヤレススピーカー/ヘッドホンでレコードの音が聴ける
・安定した接続で楽曲が楽しめるaptX Adaptiveに対応
・レコード音源をデジタルデータに変換できるUSB端子を装備
・アクティブスピーカーをつないでレコードが楽しめるフォノイコライザー内蔵
・強いトルクで立ち上がりが速く、安定した再生を実現するダイレクトドライブ方式
・安定した回転を保持する高精度DCモーター
・制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッターとフェルトマット
・レコードの追従性に優れたアンチスケーティング
・好みのヘッドシェルに交換できるS字型トーンアーム
・油圧式アームリフターとクランプ付きアームレストを装備
・33/45/78回転から選択可能。78回転で再生して楽しむSPレコードにも対応
(※ 78回転のレコードの再生には、専用の交換針が必要)
・オーディオテクニカ製VMカートリッジAT-VM95E+ヘッドシェルAT-HS6を搭載
・暗い場所でのキューイングを容易にする、取り外し可能プラグ式ターゲットライト
・選択可能な高精度クォーツ制御ピッチロックおよびピッチ変更スライダーコントロール(調整範囲±10%)
・不要な低周波のフィードバックを低減するダンピングベース構造
・速度表示付きストロボプラッター
・ACアダプター採用の外部電源方式によりノイズの少ない回路設計

 一方のAT-LPW50BT RWは、ウッドターンテーブルのラインナップに、ワイヤレス機能を追加したモデルとなる。ローズウッドの突板で仕上げた厚さ30mmのMDFキャビネットを採用し、不要振動を抑制するとともに、さまざまなインテリアや家具とも調和するデザインとなっている。

AT-LPW50BT RWの主な特長
・Bluetooth対応スピーカー/ヘッドホンにレコードの音をワイヤレス伝送
・ローズウッド仕上げのMDFシャーシで不要振動を抑制
・フォノイコライザーを内蔵し、PHONO/LINE出力を選択できるので有線直接でも使用可能
・ACアダプター採用の外部電源方式により、ノイズの少ない回路設計
・安定した回転を保持するスピードセンサーを搭載した、高精度DCモーターを採用
・調節可能なアンチスケート機構
・カーボンファイバー素材を採用したストレート型トーンアーム
・ACアダプター採用の外部電源方式によりノイズの少ない回路設計
・油圧式アームリフターとクランプ付きアームレストを装備
・制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッターとラバーマット
・特別仕様の当社製VMカートリッジAT-VM95E BK+専用ヘッドシェルAT-HS4を搭載

 どちらの製品も、同社製VM型ステレオカートリッジ「AT-VM95E」を搭載しており、別売の交換針「AT-VMN95シリーズ」を組み合わせての、音質のカスタマイズも楽しめるようになっている。

 なお、今回の発売に合わせて、本日より「オーディオテクニカ公式楽天市場店」をオープン。新製品の購入のほか、今後アナログアクセサリーも充実させていく予定という。

 また、発売日から、若年層に人気のホテル「HOTEL SHE, OSAKA」と「HOTEL SHE, KYOTO」の一部客室に、『AT-LPW50BT RW』を数台設置することも発表された。

 両ホテルでは全客室にターンテーブルが置かれているそうで、宿泊者は自由にレコードを聴くことができるという。