「HYBE LABELS JAPANグローバルデビュープロジェクト」とは、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICなどを保有するHYBEの日本法人HYBE JAPANと傘下のHYBE LABELS JAPANがこれまで培ってきたノウハウを結集し、独自の体系的な育成システムおよび各専門分野のプロフェッショナルによる全面的なサポートのもと、日本発のアーティストがグローバルに活躍できるよう支援していくプロジェクト。

 HYBE LABELS JAPAN初のグローバルボーイズグループとしてデビューするため、ENHYPENを輩出した「I-LAND」を経験し、デビューが決まっている4名と練習生11名が、”&”というキーワードのもと夢に向かって共に進むオーディション番組『&AUDITION - The Howling - (エンオーディション ザ・ハウリング)』が7月9日(土)配信開始となるのを前に、メンバー15名が初来日し、記者発表会に出席した。

 記者会見は、15人の自己紹介からスタート。

 デビュー組4名の内、K(ケイ/24歳)が、「歌とダンスでこのチームを引っ張ることが役割で、最近は作詞作曲も頑張らせていただいています」と先陣を切ると、台湾出身のNICHOLAS(ニコラス/19歳)は、「僕は小さい時からいろんなところで生活してきました。今後日本で活動することも楽しみです。OAの日(7月9日)は僕の誕生日です!」とアピール。

 韓国出身のEJ(ウィジュ/19歳)は、「『I-LAND』を経て、たくさん準備してきました。日本語も頑張って勉強しています。最近覚えた新しい言葉は、『イケボ』です。」とチャーミングに挨拶。

 TAKI(タキ/17歳)は、「『I-LAND』から知ってくださっている方々に、最近は成長したというお言葉をもらえてとても嬉しいです。ずっと末っ子かなと思っていたんですけれど、15人になり、末っ子も卒業して、外見も中身も少し変わったのではないかと思います。」と成長を期待させた。

 練習生のFUMA(フウマ/24歳)は、「僕は、6歳の頃からミュージカルスクールに通っていました。ダンススクールでもコーチの経験をしており、ダンスが得意です」、HAYATE(ハヤテ/21歳)は、「僕は、場の雰囲気を明るくすることが好きで、いつも皆を笑わせるように頑張っています。僕は高音が得意なので、そこに注目してもらえたらと思います」、JUNWON(ジュンウォン/19歳)は、頑張って日本語で、「僕は楽器が得意で、色々と演奏できるのですが、MVではドラムを披露させていただいています。」と挨拶。

 YUMA(ユウマ/18歳)は、「ジャズダンスをしていた姉に影響を受け、10年ほどダンスを続けています。ダンスの創作やアクロバットも得意で、番組でも披露させていただいています。」、GAKU(ガク/18歳)は、「僕は小さい頃から家族の前でコンサートをするほど、歌もダンスも好きでした。そんな僕を見て、両親がダンスを習わせてくれて、今では生活の一部になっています。中でもヒップホップが得意です。」と話す一方、JO(ジョウ/17歳)は、「僕は雑誌社のコンテストでファイナルまで進んでいたんですが、アーティストになるという大きな夢があったので、そちらを辞退させていただき、今回オーディションに挑戦することになりました。」という異色の経歴を話した。

 HIKARU(ヒカル/17歳)は、「僕は小さいころからクラシックバレエをしていて、今回のMVでもバレエを披露させていただきました。その経験を生かして、新たなチャレンジをしています。」、HARUA(ハルア/17歳)は、「僕はあまり感情を表に出さず常に冷静なのですが、こう見えて中身はとっても情熱的です。ピアノが得意です。」、MAKI(マキ/16歳)は、「僕は子供の頃からミュージカルをしていたことがあり、ボーカルに自信があります。英語と日本語とドイツ語をしゃべるトライリンガルです。」と自信を見せた。

 MINHYUNG(ミニョン/15歳)は、「僕は韓国で練習してきました。日本からグローバルアーティストとしてデビューするチャンスをいただきましたので、このオーディションに参加することになりました。僕はダンス、ラップの練習をしています。」、YEJUN(イェジュン/15歳)は、「僕は韓国で子役として活動しました。みなさんご存知のドラマにも多く出演しているので、ぜひ僕を探してみてください。子役としての経験を生かして、ステージでの感情表現を心がけたいと思っています」と日本語と韓国語を交えて挨拶した。

 放送開始に先駆け、シグナルソングである「The Final Countdown」が6月28日にデジタルリリースされており、同じ目標に向かい努力し、手を取り合って一緒に走っていく少年たちのエネルギーと初々しい自然体な姿が眩しいMVが公開されている。こちらは、放送開始前にもかかわらず、公開6日で既に222万ビューを突破している。

&AUDITION 'The Final Countdown' Official MV

youtu.be

 楽曲「The Final Countdown」に関してTAKIは、「練習生1人から最後もらったパスを僕たちデビュー組の4人が受け取って、15人が一つのポーズをすることで、このワンチームで挑むんだという意気込みが現れているところが一番の見所だと思います。」と話し、Kは、「特に終盤の『君とFinal countdown』というところは、15人が運命共同体として、力を合わせるということを表現しています。」と説明した。

 KとTAKIはダンスも披露し、”&”に見えるんじゃないかと15人で作った”&ハート(エンハート)”ポーズを紹介。

 番組の見所について、FUMAは、「15人のメンバーがお互いを信じ、助け合い、ともに成長していく姿を見守っていただければと思います。」、HIKARUは、「一人一人が成長していく姿や協力していくところが見所です。」、JOは、「一人一人が人間的にパフォーマンス的にどう成長していくかを楽しみにしていてください。」、Kは、「”&”というテーマがある通り、15人全員で協力して、切磋琢磨しながら、未完成な僕たちの成長過程を見守っていただければと思います。」とアピール。

 EJは、「15人の友達が一丸となって一歩一歩夢に向かって成長していく姿とその中での一人一人の魅力を見つけていただけると嬉しいです。」、JUNWONは「最初始めた時はみんなにとって全てが初めてで、だいぶ未熟な姿だったんですが、皆がワンチームで足りないところを補い合い、共に成長していくところが魅力だと思います。」、YUMAは、「今回の『&AUDITION』のテーマでもある協力性を元に、僕たちに毎回課される大きな課題やミッションに挑戦していく姿を見ていただければと思います。」と話した。

 GAKUは、「僕たち15人が一緒に生活し、一緒に成長して本当の家族のようなチームワークで一つの円になっていく姿をぜひご覧ください。」、MINHYUNGは、「この番組は、個人個人ではなく、皆が一緒になってチームワークでやるということが非常に重要です。皆が一緒になって克服していく姿を見ていただけると嬉しいです。」と番組のユニークさを説明。

 HAYATEは、「年齢差が10歳以上あるこの15人で、ダンスや歌はもちろん、人として成長していく姿をぜひ見守っていただけたらと思います」、NICHOLASは、「僕にとって2回目のオーディション番組ですので、いつも応援してくださる皆さんに新しい姿を見せられたらと思います。そして多くの人に、僕の魅力を見ていただきたいです。」、TAKIは、「今回は一人一人の色や魅力、チームの団結力を見ていただけたらと思います」と語った。

 MAKIは、「このオーディションでは一人一人の成長も見られると思いますが、15人がチームとして大きく成長していく姿も注目してみてください」、HARUAは、「年齢も性格もバラバラな15人が集まって、一つの目標に向かって進んでいく中で生まれる友情や情熱に注目していただければと思います。」、YEJUNは、「個人ではなく、共同して、皆がワンチームとして一緒になって助け合いながら成長していく姿を見ていただければ嬉しいです。」と話した。

 質疑応答で、競争ではなく、運命共同体となり、協力しながらデビューを目指すオーディションの内容について聞かれたKは、「今回のオーディション番組では幾つかミッションをいただいて、15人もしくは幾つかのチームに分かれて取り組んでいます。ミッションごとに中間チェックと本番があって、二つを合わせて1ラウンドとして、ラウンドごとに評価があります。今回のオーディションは個人のバトルではなくて、チームとして評価されるので、チームとしていかに完成度を上げるかがキーポイントだと思います。」と説明。

 評価方法についてTAKIは、「メンターの方々に、中間チェックと本番でダンスと歌はもちろん、チームワークを重視して見ていただけるのと、その他にも色々な仕掛けがあるので、番組を通して見てください」と含みをもたせた。

 EJは「僕たち(デビュー組の)4人もオーディションに参加しています。他の11人を評価する立場ではなく、このオーディションを通してチーム力を強化するのが最大のミッションだと思って、僕たち4人も他のメンバーたちと一緒に切磋琢磨しています」とデビュー組の立場を明らかにした。

 TAKIは、「15人で毎日練習していますし、一番今一緒にいる時間が長いので、大きな家族のような感覚です。年齢や性格は様々なんですけれど、一つの大きな目標を共有しているので、絆は強いと思います。」と話す一方、本当の家族については、「約3年ぶりに帰国して、身長が10cm以上伸びていて母が声が出ないほど驚いていました」と韓国での練習三昧の日々を感じさせる驚きのエピソードを語った。

 NICHOLASは、世界中のみなさんへのメッセージとして、「応援いただきましてありがとうございます。世界中の方から沢山の反応をいただき、感謝するとともに、少し圧倒されています。最後のラウンドまで頑張ります。」と英語で挨拶。

 最後にKが、「HYBEの先輩方のように、ビルボードにチャートインするようなアーティストになりたいなと思っていますし、すでに世界中の方から応援メッセージをもらっているんですが、早くも応援してくださっている方々に会いに行けるように僕たちメンバー一同頑張っていきたいと思います。僕たち15人で泣きながら笑いながらワンチームを作る過程をぜひ多くの方に見ていただけると幸いです。」とメッセージを送った。

 なお、本オーディションのスペシャルアドバイザーは、BTSの生みの親で、”パンPD”として知られるパン・シヒョク、メンターは、BTSの”Boy With Luv (Feat. Halsey)”、”IDOL”、”FAKE LOVE”などを作詞・作曲したプロデューサー・Pdoggと振付創作を担当したパフォーマンス・ディレクターのソン・ソンドゥクが、プロデューサー・サウンドディレクターはSoma Genda、パフォーマンスディレクターは井上さくら、スペシャルプロデューサーは今井了介とUTAという、世界的に認められた実力派の面々が務める。

オーディション番組『&AUDITION - The Howling -』
Huluで2022年7月9日(土)13:30~配信開始(毎週土曜、約60分/全8話)
日本テレビで2022年7月13日(水)24:59~放送開始(毎週水曜、30分/関東ローカル/全8話)
Hulu、Tver、日テレTADA、GYAOで1週間の見逃し配信あり

テキスト:RISA TOYAMA