パナソニックは6月23日、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きく変わったライフスタイルを充実・活用するための、女性向けのオンラインセミナ―「スキマ時間でQOLアップセミナー」を開催した。

 これは、リモートワーク・テレワークなどの勤務形態=在宅勤務の広がりによって、自宅での時間の使い方に悩みを持つ人が増えたことに対する、パナソニックからの回答、というセミナー。自宅で過ごす時間を快適にする=QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させる同社の製品を紹介するものとなる。

 同社の調査では、コロナ前・後(今)で、在宅勤務時は増えたという回答が半数を超え、その在宅勤務時に、メリハリをつけられていない(あるいはつけたい)と感じる人は4割に迫る、という結果を得たという。

 また、女性(既婚)にとっては家事にかかる時間も増加しているそうで、「自分の時間が減った」「自分のために使える時間が不十分」と感じる人も半数を超えているそうだ。

 そこで、在宅勤務など、公私含めて自宅で過ごす時間を快適にするための提案の一つとして、女性支援を行なっている(株)キャリア・マムの堤代表は、「生活にメリハリをつけるために、時間管理に“目的”を持たせるといいでしょう。運動するとか勉強をする、ニュースをチェックする、美容するなどを決めて(目的を持って)、そのための時間を捻出する。目安は1日の1%(=15分)を目途にして、日常を非日常にするような楽しみを持つことをおススメしたい」と語っていた。

 そこで登場するのが、実演販売士のジャンプ中澤氏。パナソニックがラインナップする製品群の中から、生活を便利にする製品として、テレビ視聴を自由にする「レイアウトフリーテレビ」、テレビ視聴の場所の制約を無くす「プライベート・ビエラ」、調理しながらニュースを耳元で確認できる「ネックスピーカー」、ちょっとした時間(スキマ時間)で美容が行なえる「マスク型美顔器」、手軽に頭皮ケアが行なえる「頭皮エステ」といった製品を、お得意の実演を交えてその魅力を訴求していた。