KDDIとKDDI総合研究所は、NHKエデュケーショナルとともに、体験学習コンテンツ「音のかくれんぼ」を3月30日から配信する。

 KDDI総合研究所のインタラクティブ視聴技術「音のVR」とNHKエデュケーショナルが保有する教育コンテンツの制作ノウハウを活用することで、知的好奇心を刺激する、遊びながら学べる体験学習を提供するという。

 バーチャル空間の森林の中で、春と秋の虫の鳴き声や鳥のさえずりに音と映像で近づくことができ、まるで隠れた鳴き声をたどりながら自然の中を探検しているかのような感覚を楽しめる。生き物の種類によって鳴くときの体の動かし方も違うため、鳥や虫が生き生きと鳴く姿は、本物の生き物が目の前にいるかのように感じることができ、自然体験学習にもつながるだろう。

 KDDIでは、今回の配信にあたって20代〜40代の小中学生の子どもをもつ男女にアンケートを実施した。その結果、新型コロナウイルス感染症の影響により “自然に触れ合う体験” が減少、教育機会が失われる中、新たな体験教育の機会としてスマートフォンアプリなどのデジタルデバイスを用いたDXが浸透し始めていることがわかったそうだ。