真空管オーディオ協議会は、2022年度の「真空管オーディオ・フェア」の開催を中止すると発表した。

 同イベントは本年10月の開催を予定していたが、今年も新型コロナウイルス感染回避のため、中止することになったという。ワクチン接種も進み、緩和制限なども試みられているが、感染者は一昨年度より多くなっているのが現状で、 一時収まっても第7波が確実に来るという専門家の意見もある。

 真空管オーディオ・フェアは、イベントの性格上、三密の回避が難しく、かつ感染防止のための厳しい対策は同フェアにはふさわしくないという点を踏まえて、今回も中止せざるを得ないという判断に至ったそうだ。

 2020年以来3回連続での開催見送りとのことで、残念に思う方も多いだろうが、感染症が治まった後の盛大な開催を楽しみにしたいところだ。