完実電気は、Silent AngelのDAC内蔵ミュージックストリーマー「M1-4GB」と、DAC非内蔵型「M1T-4GB」の2モデルを本日発売する。価格はどちらもオープン。

 SilentAngelは、オーディオ用NASのメーカーで開発設計に携わっていた Ethan氏とChorus氏が、ハイレゾ音源本来のクォリティを引き出すためにはオーディオ用ネットワーク製品の開発が必要だと決意し、スタートさせたプロジェクトだ。

 M1シリーズはハイレゾ音楽データを再生するストリーマーで、これまで8Gバイトモデルが発売されていたが、今回4Gバイトモデルが追加されたことになる。

DAC内蔵モデル「M1-4GB」のリアパネル

 M1とM1Tでは、ネットワーク接続したNAS内の音楽データはもちろん、本体に接続した USB HDDの音楽データも再生可能。DSD 256(11.2MHz)、リニアPCM 768kHzまでのハイレゾ音源に対応し、Spotify connect、Amazon Music HD、TIDALといったストリーミングサービスも再生可能、さらにRoon Ready仕様となっている。またMQAのデコードにも4月以降に対応予定という。

 M1−4GB、M1T-4GBの主な特長は以下の通り(DACに関連した機能はM1のみ)。

●高精度を誇るオペレーションボードを搭載し、OSにはSilent Angelが開発した「VitOS」を採用。オーディオ信号のデータ情報を適格に分析して、D/Aコンバーターに送りこむ。ジッターノイズの少ないオペレーションボードは、M1の高音質化に大きく貢献する。

●DACチップにはESS「SABRE9018Q2M」を搭載。M1用にカスタマイズした他、オペレーションボードからの回路を最短化、さらに独自のノイズアブソーバーを配置したほか、デジタル回路、アナログ回路上の電圧も同等となるよう調整するなど、ノイズ対策を施している。

●電源部からオーディオ回路にいたるまで、デジタル、アナログ回路を分離し、各回路の最短化も実現。グランド用の回路を個別に設けるなど、ノイズ対策も施されている。

●ヘッドホンアンプ部はディスクリート設計とし、電流帰還型を採用。高いドライブ能力を実現。

デジタル出力のみに対応する「M1T-4GB」

「M1-4GB」「M1T-4GB」の主なスペック

●接続端子:デジタル出力×3(AES/EBU、I2S、同軸)、USB Type-A×1、アナログ音声出力×1(M1のみ)、ヘッドホン出力×1(M1のみ)、USB3.0×1/USB2.0×2(外部ストレージ用)、RJ-45(1000base-T)
●最大消費電力:10W
●寸法/質量:W155×H50.4×D110mm/1.63kg