TOHOシネマズは、三井不動産、九州電力、西日本鉄道が事業を推進する「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」内に、9スクリーン・1,322席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ ららぽーと福岡」を2022年4月25日(月)に開業すると発表した。

 TOHOシネマズ ららぽーと福岡では、TOHOシネマズ独自規格のハイスペックシアター「プレミアムシアター」(福岡県初)を2つのスクリーンに配置した九州初の「Wプレミアムシアター」と、同じく九州初となるスクリーン前に特徴的なウーファーを設置した「轟音シアター」を導入する予定だ。

 また、TOHOシネマズ初の試みとして、座席スペースが通常の約1.3倍に広くなる、両肘付きシートを全一般席に採用するなど、ゆったりとした鑑賞環境を整えているそう。

 さらに、映画館への採用は日本初となる「Yogibo(ヨギボー)シート」の導入も決定。SCREEN2も最前列7席に、同シートを設置し、よりリラックスした状態で映画鑑賞が行なえるとしている。

 そのほか、「モバイルチケット」サービスや「ドリンクステーション」も九州初導入し、来場者の利便性を高める仕様としているそうだ。

「TOHOシネマズ ららぽーと福岡」概要

4月25日グランドオープン
所在地:福岡市博多区那珂6丁目23-1他
施設概要:9スクリーン、1,322席

座席数(内 車椅子席)
SCREEN 1 135(2)
SCREEN 2 194(2) Yogibo(ヨギボー)シートを最前列に7席導入(日本初)
SCREEN 3 217(2) Wプレミアムシアター(九州初)
SCREEN 4 217(2) Wプレミアムシアター(九州初)
SCREEN 5 130(2)
SCREEN 6 84(2)
SCREEN 7 152(2) 轟音シアター (九州初)
SCREEN 8 122(2)
SCREEN 9 71(2)

「プレミアムシアター」とは

<プレミアムラージフォーマット>
 TOHOシネマズ独自規格のラージスクリーン「TCX」を採用し、最高品質のデジタル映写機により、明るく鮮明な映像を実現。スクリーンは、壁面一杯(Wall-to-Wall)に張られた横幅約16メートルの高品質・大規模設置。

<プレミアムシート>
新開発・デザインしたヘッドレストなどにより、さらに進化した特殊仕様の座席を導入。長時間の着座でも快適なシート、高級感を味わえるレザー仕上げ、プライベート空間を約束する仕切りパネル、便利な荷物置きなどを設置した特殊仕様の座席を完備。

<プレミアムサウンド>
シアター形状に合わせてカスタマイズされたスピーカーを一から設計し、さらに、聴感での調整(チューニング)も実施。技術者により各周波数の調整を0.01dB単位まで追い込んで調整を行なう。音響調整の監修は、『LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)』のNAOKI氏が担当する。

プレミアムシアターのサウンドシステムは、広帯域で高精細な再生を可能にする“大型4Wayメインシステム”を設置。正確な低音再生が可能な“大型サブウーファーシステム”は共通で、サラウンドシステムについては、SCREEN3とSCREEN4では異なる特徴を持たせたシステムとしているそうだ。

「轟音シアター」とは

轟音シアターのサウンドシステムは、高精細な再生が可能な“大型3Wayメインシステム”、スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮する“アイソバリックサブウーハーシステム”、そしてメインシステムに劣ることなく広帯域で高精細な再生が可能な“3Wayサラウンドシステム”から構成される。シアター内では特徴的な形状のサブウーファーをスクリーン前に設置し、轟音ながら繊細な音響を体感できるようにしている。

「Yogibo(ヨギボー)シート」とは
Yogiboは、ビーズソファーをはじめインテリア家具・生活雑貨などリラックスアイテムを取り扱うライフスタイルブランド。同ビーズソファーは、従来型のビーズクッションとは異なり、1つでベッド・ソファ・リクライニングチェアなど、用途に合わせて形状を自由に変化させることができ、デザイン性が高く、インテリアとしてもさまざまなシチュエーションで活躍中。今回、日本の映画館で初導入となるが、シアターに合わせた形にカスタマイズしてSCREEN 2に設置している。

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