オーディオ愛好家の間で、音のよいSACDをリリースするブランドとして信頼を集めるエソテリック。おおむね3ヶ月に1度、世界の名演奏・名録音の中から選び抜いた作品を発売してきた同社は、ついにその音づくりのための作業を自社内で行なう「エソテリック・マスタリング・ センター」を始動させた。

エソテリック・マスタリング・センター開設にあたっては、このプロジェクトのプロデューサーである大間知基彰氏の「後世に遺すべき世界の音楽作品に備わる、本当の感動を届けるためには、音づくりの根幹をなすマスタリングを自社の技術・設備、そしてスタッフで行なう必要がある」という、強い決意が大きな原動力となったという。

ステレオサウンドオンラインではその大間知氏と、敏腕エンジニアによるマスタリング作業の実際を、初めて4K映像として捉えることに成功。このプロジェクトにかかわる3人のキーパーソンのインタビューを交えて視聴者のみなさまにお届けする。

エソテリックのSACDは、どのようなこだわりのもとで制作されているのか? その全貌をつぶさにご覧いただきたい。

クラシックの名演を最高の音質でSACDにする、エソテリックの賞賛すべき新たな決断!

youtu.be

●タイムスタンプ
00:00 イントロダクション
01:23 マスタリング作業と東野真哉エンジニアによる解説
◆大間知基彰プロデューサーから
06:02 エソテリック・マスタリング・センター開設にあたって
08:43 音楽ソフト制作を手掛けるようになったわけ
10:28 さらにいい音を求めて踏み出した一歩
12:30 エソテリックが誇るオーディオ機器を投入
13:24 自然さの中にある刮目すべき音の洪水
15:16 楽器の音の厚みとハーモニーを十全に引き出したい
◆加藤徹也テクニカルマネージャーから
16:43 SACDをつくるためのオーディオ、聴くためのオーディオ
20:20 DACとクロックジェネレーターのディスクリート化がカギ
22:19 小さな工夫の積み重ねが高音質に結実する
◆最後に
24:50 これからのエソテリック 名盤復刻プロジェクトにご期待ください