トライオードから、真空管プリメインアンプの新製品「TRV-88XR」が5月に発売される。価格は¥275,000(税込)。

 TRV-88XRは、現行「TRV-88SER」を進化させ、使いやすさを向上させた製品。同社のアイコンカラーでもあるトライオードレッド&デザインや、KT88プッシュプルで出力35W+35Wといった基本回路などは引き継ぎながら、バイアス調整や出力管の差し替えを可能にするなど、アンプの使いこなしをより簡便に行なえるようにしたのが特徴だ。新設計のリモコンも付属する。

 昨年開催の「2021東京インターナショナルオーディオショウ」にて、参考出品されていたのを覚えている人も多いだろう。

 なお、TRV-88SER(2月1日からの新価格¥242,000税込)も、ラインナップとして継続販売するそうだ。

TRV-88XRの主な特長
●KT88プッシュプルで35W+35W(8Ω)の高出力
様々なスピーカーをしっかりドライブできるよう高出力35W+35W(8Ω)を実現。電源部は大型トロイダル電源トランスと、応答が早く損失が少ないSiCショットキーバリアダイオードの整流回路を組み合わせた強力な仕様に。

●簡単にバイアス調整が可能
シャーシ天面にバイアスメーターとバイアス調整ボリュームを装備しており、メーターを確認しながら簡単にバイアス調整が可能。

●KT88とEL34の差し替えが可能
スイッチ切り替えで出力管を「KT88」から「EL34」に差し替え可能。差し替えた時のバイアス調整も、上記のバイアスメーターを確認しながら簡単に行なえる。

●新設計のアルミ削り出し高級リモコン
アルミ削り出しの重量感あるリモコンを付属。音量調整、ミュート、ダイレクト選択の入力切り替えが可能。

●PHONO(MM型対応)入力も装備
入力はLINE入力を3系統に加え、フォノイコライザーを搭載したPHONO(MM型対応)も装備。アナログレコードプレーヤーの接続も楽しめる。

TRV-88XRの主な仕様
回路型式:AB級プッシュプル
使用真空管:KT88×4本、12AX7×1本、12AU7×2本
バイアス方式:固定バイアス(バイアスメーター付きで調整可能)
定格出力:35W+35W(8Ω)
周波数特性:10Hz~90kHz(-4dB)
SN比:90dB
入力端子:LINE 3系統、PHONO(MM) 1系統
入力感度/インピーダンス:LINE 340mV/100kΩ、PHONO(MM) 2.5mV/47kΩ
スピーカー出力端子:1系統(4~8Ω)
定格消費電力:280W (無信号時120W)
寸法:W345×D320×H185mm
質量:17kg
付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル、リモコン