オーエスから、Optomaの超短焦点DLPプロジェクター「HD36UST」が発売された。価格はオープンで、想定市場価格は¥256,000前後。

 HD36USTは、100インチの大画面を約25cmの投写距離で実現できる超短焦点モデル。方式はDLPで、輝度は4000ルーメン、フルHD(1920×1080)解像度というスペックを持つ。光源はランプ式で、寿命は最大で約15000時間(ダイナミックモード使用時)というロングライフを誇り、ランプ交換のコストと手間を抑えることができる、としている。

 投写時には、自動キーストン機能(垂直のみ自動+-4%、水平キーストンは手動設定)や4点コーナー補正機能を備え、設置性も高く設計されている。

 また、スマートホンの画面をプロジェクターで投影できるUSBディスプレイ機能やMHLディスプレイ機能も搭載。モバイルデバイスとの親和性も高く、スマートデバイスの画面を、手軽に大画面投写できるようにもなっている。

 そのほか、USBリーダー機能にも対応し、USBメモリーを端子に挿し込むだけで、画像データ(JPG、BMPなど)やOffice及びPDFデータの再生(投写)ができ、PCレスのプレゼンを行なうことも可能だ。騒音も25dBという静音仕様。

HD36USTの主な特長
・解像度フルHD(1920×1080)
・100インチを約25cmで投写可能な超短焦点モデル
・高輝度4,000ルーメン
・最大15,000時間の長寿命ランプ
・3.9kgの軽量ボディ
・フォーカスはボディ後面の大型ダイヤル式リングでスムーズに調整可能
・自動キーストン補正。(自動キーストン機能は垂直のみ +-4°)
・4方向ジオメトリック調整
・USBディスプレイ機能でスマートホンの映像を投写
・USBリーダーで画像データ(JPG、BMP)、PDF、Office(Word、Excel、PowerPoint)の再生が可能
・MHLディスプレイ機能搭載
・25dBの静音駆動
・Crestron、IP Link、Extron、PJ Linkに対応
・16Wモノラルスピーカー内蔵

HD36USTの主な仕様
本体カラー:ホワイト
投写方式:単板DLP方式
表示素子:フルHD 0.65型 DMDパネル
画素数:フルHD(1920×1080)
アスペクト比:16対9
明るさ:4,000ルーメン
コントラスト比:22,000:1
投写レンズ:F=2.4、f=-3.72mm、ズーム無し
光源:ランプ
光源寿命:15,000時間(ダイナミックモード)、10,000時間(エコモード)、4,000時間(ブライトモード)
ランプ型式:SP.7C601GC01
投写距離:0.446m(80型)~0.558m(100型)
レンズシフト:-
キーストン補正:+-4°(水平、垂直)
コンピューター信号:FHD、HD、UXGA、SXGA+、SXGA、XGA、SVGA、VGA
ビデオ対応信号:Full NTSC,PAL、PAL-M、PAL-N、SECAM
入力端子:HDMI×1、HDMI(MHL)×1、VGA(YPbPr)×1、Video×1、オーディオ(3.5mmジャック)×1、USBリーダー×1、WiFi用USB(ドングル)×1
出力端子:VGA(YPbPr)×1、USB電源(タイプA:5V@1A)×1、オーディオ(3.5mmジャック)×1
コントロール端子:RS-232C×1、RJ45×1
スピーカー:16W(モノーラル)
3D方式:DLP Link
主な再生可能ファイル:<写真データ>JPEG、BMP、<オフィスデータ>Adobe PDF(1.0~1.4)、Microsoft Word(95~2010)、Excel(95~2010)、PowerPoint(97~2010)
騒音値:25dB(エコモード)
電源:AC 100V~240V(50/60Hz)
消費電力:285W(ブライトモード)、205W(エコモード)
待機電力:0.5W以下(エコモード)
寸法:W343×D383×H126mm
質量:3.9kg
付属品:電源コード、HDMIケーブル、リモコン、単4電池×2、取扱説明書(保証書付)