AlphaThetaから、Pioneer DJブランドの新製品として、アクティブスピーカー「DM-50D」が、12月上旬に発売される。価格はオープン。

 DM-50Dは、前モデル「DM-40」の基本性能をアップデートし、DJや楽曲制作などシーンに応じて快適に使用できる機能を追加した、5インチウーファーを搭載のデスクトップモニターシステム。

 近年、自宅でDJや楽曲制作を楽しむユーザーが増えていることを受け、DM-50Dでは、細部まで聞き取りやすいサウンドの滑らかさやバランス、あるいは、臨場感あふれるパワフルな低域表現を両立させる音質にチューニングしたのに加え、手軽に周辺機器との接続や音質の調整を行なうことができるモニタースピーカーとして開発されたそうだ。

 なお、音質(音調)の切り替えも可能で、本体についているノブで、「DJモード」と「PRODUCTIONモード」を簡単に選択でき、再生するコンテンツや目的に合わせて、その音質を、簡単に変化させることができるという。

 入力端子は、従来のRCAとステレオミニに加え、TRSが新搭載され、さまざまなDJ機器や周辺機器との接続性も高められている。フロントにはヘッドホン出力端子とボリュームノブを配置。作業に合わせたスムースな動作(セッティング)を行なうことができるようになっている。

DM-50Dの主な特長
・進化した音響設計
音の歪みを抑え、より力強い音とバランスのとれた音を実現するクラスDアンプと、高処理レートの96kHzサンプリングDSPを搭載。さらに、トゥイーター部に採用した音の指向性を広げるDECO技術による凸形状ディフューザーの進化で、より広いスイートスポットと立体感のある音像を実現。

また、5インチのウーファーとトゥイーターの前後の距離差を調整したことで、再生音の帯域間の位相ズレが軽減され、くっきりとした正確な音像の再現も可能になったという。

バスレフダクトの開口部には、DM-40に搭載されているクリアな低音を再生する当社独自のGroove技術を採用することで、壁などの反射の影響を受けずに迫力のある低音を実現します。

さらに、キャビネットのフロント部を曲面にすることで、キャビネット表面での不要な音の干渉を抑制して、広がりのある高域再生も可能にしている。

・DJや楽曲制作に対応する、2つのサウンドモード
用途や環境に合わせて好みの音を選択できる2つのサウンドモードを搭載。ノブの操作で「DJモード」と「PRODUCTIONモード」を切り替えることができ、簡単に最適な音を使い分けられるようになっている。

・多様なインターフェイス
RCAとステレオミニに加え、新たにTRS端子を搭載。DJ機器をはじめ、より多くの機器との接続が可能に。

また、フロント部にヘッドホン出力端子を配置することで、ヘッドホンの取り外しを快適に行なえるよう設計されている。ボリュームノブも同様にフロント部に搭載されているため、音量の調整を素早く行なうことができる。

DM-50Dの主な仕様
形式:2wayバスレフ型アクティブモニタースピーカー
エンクロージャー:バスレフ型
エンクロージャー材質:MDF ビニールラミネート
トゥイーター(HFドライバー):3/4インチ(19mm)ソフトドーム
ウーファー(LFドライバー):5インチ(127mm)グラスファイバーコーン
アンプタイプ:DSP搭載、Class D
アンプ出力:Lch 25W/4Ω、Rch 25W/4Ω
入力端子(バランス入力):1/4 inch TRS ジャック×1
入力端子(アンバランス入力):RCA ピンジャック×1、3.5mm ステレオミニジャック×1
対応電圧:AC100V、50Hz/60Hz
消費電力:25W
外径寸法(W × H ×D):Lch W175×H262×D257mm、Rch W175×H262×D247mm
質量:Lch 3.9 kg、Rch 3.5 kg
付属品:電源コード、オーディオ変換ケーブル(3.5mmステレオミニプラグ - RCA)、スピーカーコード、ボトムクッション、クイックスタートガイド、

Pioneer DJ Official Introduction: DM-50D 5-inch desktop monitor system

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