ナスペック(G405)

●製品ジャンル:パワーアンプ
●ブランド名:PLAYBACKDESIGNS
●製品名:SPA-8
●価格:¥13,200,000(税込)
●発売時期:11月10日(受注生産)

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:Audio Nec
●製品名:EVO2
●価格:¥6,380,000(税込)
●発売時期:発売中(受注生産)

パワーアンプ「SPA-8」(右)

 プレイバックデザインズの超弩級パワーアンプ「SPA-8」は、登場から大きな話題を集めていた製品だ。G405のナスペックブースでは、その雄姿を間近で確認できる。

 デュアルモノ設計のアンプ回路、徹底的なディスクリート設計、先進的なコンポーネントの導入、低インピーダンス設計……などなど技術的なアピールポイントも数限りないが、まずはW730×H340×D870mm、重さ137kgというその存在感に圧倒される。しかも出てくる音がこれまた凄い。特に人の声の自然さ、男声の胸板の厚さは圧巻だ。

Audio Necの「EVO1」。写真上側の白く見える部分がオリジナル・ドライバーの「DuoPole DS.31」

 ショウ初日はこちらも初登場となるフランス、Audio Necのスピーカー「EVO2」との組み合わせでデモが行われている。EVOシリーズは、400 Hzから12kHzまでの再生が可能なオリジナル・ドライバー「DuoPole DS.31」を核に、スーパートゥイーターや低域用サブウーファーのユニットを組み合わせてラインナップを構成している。EVO2はDuoPole DS.31に26mmスーパートゥイーターと22cmウーファー、28cmサブウーファーを組み合わせた4ウェイ4スピーカーだ。

 同社では期間中、SPA-8とEVO2や、モニターオーディオのフラッグシップスピーカー「PL500II」を組み合わせたデモを予定している。

参考出品されたSACD/CDプレーヤーの「MPS-6」

 またプレイバックデザインズからは、SACD/CDプレーヤーの「MPS-6」も参考展示されている。上位モデルの技術を継承したミドルライン(6シリーズ)で、アナログボリュウム回路や高品位トランスといった特長を継承している。価格は未定で、2022年の発売予定とのことだ。

ディナウディオ(G410)

●製品ジャンル:スピーカーシステム
●ブランド名:DYNAUDIO
●製品名:Heritage Special
●価格:¥1,023,000(税込、ペア)
●発売時期:発売中

●製品ジャンル:D/Aコンバーター
●ブランド名:MOON
●製品名:680D
●価格:¥1,320,000(税込)
●発売時期:発売中

「Confidence」と「Contour i」シリーズ

 ディナウディオジャパンは東京インターナショナルオーディオショウには5年ぶりの出展だという。今回はスピーカーラインナップの中から「Confidence」と「Contour i」シリーズを中心にデモを行う予定とのことだ。

 Confidenceシリーズは2003年に初代モデルが登場、現在の第三世代機は2019年にデビューしている。上下一対のユニットをパラレルに駆動しながら、特殊なフィルター技術で指向性を制御するDDCレンズを搭載。トップモデルの「Confidence 60」を筆頭に4モデルをラインナップしている。Couner iは2016年に第三世代となったロングセラーモデルだ。

「Heritage Special」。写真のスタンドは別売

 この他にも世界2500台限定の「Heritage Special」ももちろん展示されている。トゥイーターには
Confidenceシリーズで開発されたEsotar 3(3乗)を搭載。特殊コーティングを施したファブリック・ドームの背後にインナードームHelixを装備し、背圧を制御するとともに内部のエアフローを最適化している。ウーファーは18cmサイズの指数曲線状にカーブしたエクスポネンシャル・コーン型となる。美しい木目仕上げをぜひご自身の目で確認していただきたい。

写真左がD/Aコンバーター「680D」で、右はプリメインアンプ「600i v2」

 さらに、MOONの新型D/Aコンバーター「680D」も展示。こちらは最大リニアPCM384kHz/32ビットやDSD256の信号に対応したフルバランス構成のDACだ。

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