ディーアンドエムホールディングスから、アメリカPolk Audioの新製品「Monitor-XT」シリーズが発売される。そのラインナップと税込価格は以下の通り。サブウーファーの2モデルは2020年
1月下旬、その他のモデルは今年11月下旬の発売予定だ。

●フロア型スピーカー:MXT60 ¥66,000(ペア)、MXT70 ¥99,000(ペア)
●ブックシェルフスピーカー:MXT15 ¥27,500(ペア)、MXT20 ¥38,500(ペア)
●センタースピーカー:MXT30 ¥27,500(1本)、MXT35 ¥38,500(1本)
●イネーブルドスピーカー:MXT90 ¥27,500(ペア)
●サブウーファー:MXT12 ¥49,500(1本)、PSW10 ¥38,500(1本)

 同社では、2020年6月のサウンドバー「Signa S3」を皮切りにPolk Audio製品の日本国内での販売を開始、以降サウンドバー「REACT」、コンポーネントスピーカー「Reserve」「Signature Elite」シリーズを販売してきた。今回の「Monitor XT」シリーズは、さらに求めやすいエントリーグレードのコンポーネントスピーカーだという。

 Monitor XTシリーズは、上位モデルと同様に、Polk Audioのスピーカー設計技術の最新の成果を駆使して開発されている。SignatureEliteシリーズでも採用されている「テリレン・ドーム・トゥイーター」を搭載、ハイレゾオーディオ認証も取得した。ウーファー、エンクロージャーも一新し、サウンドクォリティを飛躍的に向上させたという。

 テリレン・ドーム・トゥイーターは、40kHzまでの超高域をカバーする。ハイレゾ対応のストリーミングサービスから最新映画の高品位なサウンドトラックまでを忠実に再生するクリアーで高精細な高音が特長だ。

 低音再生については、パワフルなダイナミック・バランス・ウーファーがクリーンでオープンな中音域とパンチの効いたレスポンスのいい低音を実現。全域に渡って歪みが少ないので、俳優のセリフやヴォーカルの歌声が周囲の音に埋もれることなく明瞭に耳に届き、映画のサウンドトラックや音楽をリアリティ豊かに再生してくれる。

 また共振に強いMDF材と効果的な補強によるキャビネットの高剛性化とダンピング、内部定在波の抑制によって、エントリーグレードながら聴感上の色付けは最小限に抑えられている。

トップモデルのMXT70は、25mmテリレン・ドーム・トゥイーターと165mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー×2を搭載(左)。低音増強用の200mmパッシブラジエーターも2基内蔵している(右)

「MXT15」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、130mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー

「MXT20」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、165mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー

「MXT30」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、130mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー

「MXT35」の主なスペック

●型式:2ウェイ5スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、75mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー×4

「MXT60」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、パッシブラジエーター型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、165mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー、165mmパッシブラジエーター×2

「MXT70」の主なスペック

●型式:2ウェイ3スピーカー、パッシブラジエーター型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、165mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー×2、200mmパッシブラジエーター×2

「MXT90」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmテリレン・ドーム・トゥイーター、100mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー

「MXT12」の主なスペック

●型式:アクティブサブウーファー、バスレフ型
●使用ユニット:300mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー
●最大出力:100W(平均50W)

「PSW10」の主なスペック

●型式:アクティブサブウーファー、バスレフ型
●使用ユニット:250mmバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファー
●最大出力:100W(平均50W)