ボーズから、ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドホンの新製品「QuietComfort 45 headphones」(以下QC45)が、10月28日に発売される。価格は¥39,600(税込)。

 QC45は、ノイキャン性能の高さで、世界中で人気を博した「QuietComfort 35 II wireless headphones」の後継機。QC45ではそのノイキャン性能がアップされ、さらに周囲の音を聞くことができる新しい「Awareモード」、クリアな通話を可能にする「ボイスピックアップ機能」、1回の充電で最大24時間の連続再生を可能にするパワフルなバッテリーを搭載するのが特徴。

 QC45は、新しいアクティブノイズキャンセリングシステムと電子回路により実現した「Quiet(クワイエット)」モードと「Aware(アウェア)」モードの2種類のノイズキャンセリングモードを搭載する。

 Quietモードでは、イヤーカップの内側および外側に搭載したマイクと、ボーズ独自のデジタルチップの組み合わせにより、主に通勤電車、騒がしいオフィス、あるいはカフェなどで生じる中音域のノイズを検知、測定し、打ち消すよう作動する。

 一方、Awareモードでは、フルトランスペアレンシー(透過)状態に切り替わり、ヘッドホンを装着したままでも、周囲の音が自然に聞こえてきるという。

 また、ノイズキャンセリング機能は、ユーザーの通話や音声コマンドにも活用されるそうで、周囲の騒音を抑えた状態での会話(通話)が行なえるとしている。

 耳元での操作も可能で、右イヤーカップには、音量アップ、音量ダウン、電源/ Bluetooth®のボタンに加え、着信の応答/ 終話や、音楽の再生/ 一時停止を操作したり、内蔵の音声アシスタントへのアクセスなどの頻繁に使用する機能をまとめたマルチファンクションボタンの計4つのボタンを搭載。

 左イヤーカップには、モードの切り替えや通話中のマイクミュートを操作するアクションボタンを1つ装備する。

 なお、専用の「Bose Music」アプリを使用することで、Bluetooth 5.1でiOS端末およびAndroid端末とマルチポイント接続したり、Bose SimpleSyncで対応するボーズのサウンドバーとペアリングして、プライベートリスニングを楽しむなど、便利な設定や使い方が可能になるという。

 内蔵バッテリーは、長時間のフライト、複数の電話会議、あるいは深夜の勉強など、あらゆるシーンで使える、最大24時間の連続再生に対応。充電ポートはUSB-Cで、2.5時間で満充電、15分のクイックチャージで3時間の再生が可能となる。