HiVi10月号は9/17発売

10月号の特集は、「いまこそ、4K有機ELテレビ」。「画質、機能、価格がバランスしたいま、4K有機ELテレビ 絶好の買い時」として、2021年モデルの4K有機ELテレビを総覧します。4K放送のためのチューナーが搭載された「4Kテレビ」がスタンダード化し、その中で4K有機ELテレビの価格もだいぶこなれてきました。

発売当初はサイズ展開が限られていた有機ELテレビも、いまや48/55/65/77/83インチと豊富なラインナップが揃えられ、選択の幅が大きく広がりました(8K有機ELテレビについては88インチモデルが発売されています)。もちろん「買い時」と言う理由はそれだけではなく、技術の成熟による画質の向上、ネット動画再生機能の充実がベースにあってこそ。今号では、それらのレビューを実施しました。

中心となるのは「有機ELテレビ横並びテスト」。55インチモデル5ブランド5機種をHiVi視聴室に集め、一斉比較視聴を実施。2020年モデルからの進化の具合を確認するとともに、各ブランドの差を見出すことが本テストの趣旨です。

第2特集は、「続・映画と音楽再生のためのスピーカー選び」。9月号のスピーカー特集を補完する企画として、「アクティブスピーカー選び」と「サラウンドシステムを組むことまで想定したスピーカー選びのポリシー」これらを検討していきます。

まず、アクティブスピーカー選びについては、アクティブ型つまりアンプ内蔵スピーカーを取り上げるもの。家庭用スピーカーの主流はアンプを内蔵しないパッシブ型スピーカーではありますが、昨今ではその状況が変わりつつあります。ここでは、普段本誌では取り上げることの少ない、業務用スタジオモニターを中心にレビュー。

また「スピーカー選び」と一口に言っても、最終的にどんなオーディオビジュアルシステムにしたいかによって選択基準は異なってくるもの。その代表プランとして、3つのサラウンドシステムの組み立て方をご紹介します。

パッシブスピーカーの31ブランドをレビューしたHiVi9月号も、併せてぜひご一読ください。

↑83インチの有機ELテレビは、ソニーのXRJ-83A90Jをテスト。プロジェクター並みの大画面を実現できる、4K有機ELテレビの実力は……

↑特集の目玉が「有機ELテレビ横並びテスト」。俎上にのせられたのは、LG OLED 55G1PJA、ソニー XRJ-55A90J、パナソニック TH-55JZ2000、シャープ 4T-C55DS1、東芝 55X9400Sの5機種

↑第2特集が、「続・映画と音楽再生のためのスピーカー選び」。アクティブスピーカーの一斉テストと、サラウンドシステム構築プランをお届けします

↑アクティブスピーカー一斉テストでは、普段本誌で取り上げることの少ない、スタジオモニターを中心に紹介。プロの現場で活躍するハードウェアも、家庭用として利用できるんです