輝日株式会社は、同社が提供するコンテンツ配信システム「eContent」が、高音質のロスレスオーディオやハイレゾオーディオを使った映像配信を実現する、コルグの「Live Extreme」に対応したことを発表した。

 輝日株式会社は、“アーティストが作り上げた音や映像をできる限りそのまま届けたい” という願いをかなえるため、世界初の8K/ハイレゾ対応コンテンツ配信サービス「eContent」を提供している。しかしこれまでは、ハイレゾのリアルタイム配信には高価なハードウェアエンコーダーが必要で、また再生端末も限られることが普及の妨げとなっていた。

 そこで今回、専用アプリ不要でハイレゾ・オーディオの生配信が可能なLive Extremeを採用することで、より手軽に高品質な配信を実現したという、これにより、最大4Kの映像とともに、ロスレスオーディオやハイレゾオーディオ (最大PCM 384kHz/24ビット、およびDSD 5.6MHz) をライブ配信できるようになっている。

「eContent」サービスの特徴
●幅広い再生端末と高い互換性
 専用アプリ不要で、すぐにブラウザで再生ができる高い互換性はそのままに、Live Extremeを使った高品質な配信を実現

●わかりやすい料金形態
 データ量に応じた料金形態に加えて、チケット収益に応じたLive Extremeの利用料金を別途支払うだけで利用可能

●楽曲の権利処理サービスも利用可能
 eContentでは、JASRAC/NexToneとの包括契約による、従来の楽曲の放送利用に加え、CDなどの原盤をそのまま利用できる権利処理サービスを提供しており、「Live Extreme」を使った配信でも利用できる(適用には諸条件あり)