ヤマハから、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、SR用パワードスピーカーシステム「DHRシリーズ」および、パッシブスピーカーシステム「CHRシリーズ」が、10月に発売される。
DHRシリーズ（パワードスピーカー）
「DHR15」 オープン価格
「DHR12M」 オープン価格
「DHR10」 オープン価格
CHRシリーズ（スピーカー）
「CHR15」 オープン価格
「CHR12M」 オープン価格
オプション
「CHR10」 Uブラケット オープン価格
パワードスピーカーのDHRシリーズは、「DXRmkIIシリーズ」と「DBRシリーズ」の間に入るミドルクラスの製品。業務用スピーカーとして手頃な価格帯でありながら、キャビネットには「DZRシリーズ」「CZRシリーズ」と同じ木製合板を使用し、耐傷性を誇るポリウレア塗装を採用しているのが特徴。
メインスピーカーに好適な15インチモデル「DHR15」や、フロアモニター用途に最適な12インチモデル「DHR12M」、固定設備やユーティリティ用途に最適な10インチモデル「DHR10」をラインナップする。
一方のCHRシリーズは、DHRシリーズとエンクロージャーや主要コンポーネントを共通仕様にしたパッシブタイプのスピーカー。DHRシリーズと同様に、15/12/10インチユニットを搭載した3モデルをラインアップする。
DHRシリーズ／CHRシリーズの主な特
●強固な木製合板を使用したキャビネットに、耐傷性に優れたポリウレア塗装を採用
●用途や設置状況に合わせて最適化した15/12/10インチユニットをラインアップ
DHRシリーズ／CHRシリーズでは、用途や設置状況に合わせてサイズや形状、機能を最適化した3モデルをそれぞれラインアップ。
DHR15／CHR15は、メインスピーカーとしての使用を想定した、15インチLF（低域）ユニットと、指向制御に優れたホーンを持つHF（高域）ユニットとの組み合わせによる2ウェイの仕様。音の到達範囲に応じて、2つのポジションに対応したポールマウント用ソケットと吊り下げ設置のためのリギングポイントを備えており、固定設備やライブSR用の仮設のメインスピーカーとして使用可。
DHR12M／CHR12Mは、初めて同軸コンプレッションドライバーを採用し、フロアモニター用として最適な、透明感のある音質と滑らかな周波数特性を向上させた、12インチLFユニットを搭載した2ウェイスピーカー。
DHR10／CHR10は、固定設備やユーティリティでの使用に適した10インチ LFユニット搭載2ウェイスピーカー。高域ホーンのローテーションによって、縦・横いずれの設置でも、最適なカバーエリアを実現。オプションのUブラケットを装着することで、水平・垂直のいずれでも設置が可能
●高性能DSPを搭載したClass-Dアンプにより、分解能に優れた音質を実現（DHRシリーズ）
DHRシリーズは高効率なClass-Dアンプを搭載。軽量なキャビネットながら、DHR15／DHR12Mで1,000Wの最大出力を実現。
また、DSPや厳選されたカスタムメイドのトランスデューサーにより、高い分解能と最大音圧レベル131dB SPLpeak＠1m（DHR15）も実現している。
●パワーアンプ「PXシリーズ」との最適な音響システムの構築に対応（CHRシリーズ）
CHRシリーズに最適なDSP設定をプリセットで搭載したパワーアンプ「PXシリーズ」と組み合わせて使うことにより、スピーカーのパフォーマンスを最大限発揮できるようになるという。